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Chapter 397: 聖戦が崩れる時

Creatorであるこの我が! 助けろと言っているのに! 被Creation物如きの分際で!』

「問答無用! せめて潔く散るがよい!」

 喚き散らしながら暴れまわり、flesh and bloodから変化したmonstersをばらまく『Evil Boar Beast KingBododoに、Budarionが繰り返しSlashつける。


『何故邪魔をする、GhoulWarriorよ!』

「だから、Undeadallyだと言っている!」

『ぬぅっ、言葉が通じないのか!?』

「それは我のセリフだ!」


『そこを退け! Undeadを倒せないではないか!』

『そうだ、退けVigaro! このbastard、いい加減にぶっ殺してやる!』

「倒すな! 殺すな!」


 Zigguratも、Vigaro達とKilling Intentを抑えきれなくなってきたBorkusを相手にしているため、地上への注意が散漫になりつつある。

Heroic spirit Knightの皆-samaを出陣させなさい!」

 それを好機と見たAmid Sacred EmpirePope EileekMarmeは、ついに準備していた奥の手を出すことを決断した。


Heroic spirit Knight、ご出陣! Heroic spirit Knight、ご出陣!」

 伝令に走った兵の叫び声に応えるようにして、Heinz達が中で待機していると偽っていた馬車から、Heroic spirit Knightと呼ばれた者達が次々に現れた。


「……我々の出番か」

「やっと動ける」

 現れた者達は、ほとんどが極悪人の類にしか見えない人相をしていた。そして、実際に彼等のBodyは法に照らし合わせれば極刑以外に選択肢がないような極悪人ばかりである。


 だが、中身は違う。その体に宿っているのは、Aldaを含めたAlda's FactionGodsHeroic spirit達だ。だが、本来ならHeroic spiritを体に降ろしても、一握りのHeroでなければ耐えられない。blessingsを与えられたHero Candidate達でさえ、その域に至っているのは、Arthur等極僅かだ。


 それなのに、ただのmountain banditや殺し屋など、極悪人と呼ばれていてもCClass adventurerに生け捕りにされる程度の者達が何故Heroic spiritをその身に宿しているのか。それはEileekAlda templeと、『God of Law and LifeAldaの企みによるものだった。


 Amid Sacred Empireの指導者となったEileekAldaOracleに従って、その権力をもって死罪が相応しい極悪人を集めさせた。

 そして、集めた極悪人を薬品で時間をかけて廃人にした。Bodyに出来るだけ悪impactを出さず、特殊な毒でMentalのみを狂わせ人格をDecayさせ廃人にしたのだ。

 そして、残った抜け殻同然の体にAldaが派遣したHeroic spiritを前もって宿らせたのだ。


 かつて『God of ThundercloudsFitunが自身のbelieverを使って作り出した、急造Heroic spiritと同じである。

 もっとも、Bodyの質は圧倒的にFitunの急造Heroic spiritの方が上だ。そうである以上、中身がGreat GodであるAldaHeroic spiritだからと言って、Heroic spirit Knight達の方が強いとは限らない。


 少なくとも、Bodyが宿っているHeroic spiritの力に耐えられる時間はFitunの急造Heroic spiritよりも短い。そのため、AldaEileekOracleを通してさらなるEnhanced (1)策を施させていた。


「やるべき事は分かっているな?」

「ああ。そのためにAlda -samaはこのような手段を取ったのだ」

「あの忌々しいBarrierさえなければ……!」


 AldaFitunと同じ手段を取った理由は、Boundary Mountain RangeにはBarrierが張り巡らされ、神とそのFollowersBoundary Mountain Range内部に直接Adventする事が出来ないからだ。

 だから、Heinz達の元に駆けつけ直接援護するのではなく、Vandalieuにとって重要な戦力であるBorkusSchneiderVigaro達を釘付け、もしくはこの場で倒して間接的な援護を行わせようとしていた。


しかし、彼らを見捨てていいのか? せめて、from here退避するよう告げるべきでは?」

「無駄だ、間に合わん。それに、彼らは自ら望んで生贄の羊になったのだ。中途半端な情けは聖戦に挑んだ彼らの覚悟に対して無礼だ」

 そのために行うのは、Holy Armyと共に戦う事でも、Holy Armyを守る事でもない。Vidal Magic Empire軍の主だった戦力と戦う事だ。


「行くぞっ! まずは地上にいるGhoulCommanderを狙う!」

「時間は限られている! 速攻で行くぞ!」

 地上でGhoulCommandingを任されたKatiaBildeを倒せば、Vigaroは地上に降りなければならなくなる。それを防ごうとしても、Heroic spirit Knight達を止めるために戦力を裂かなければならなくなる。


 Heroic spirit Knightとは何なのか、事前に知らされていなかったHoly Armyの将兵を無視して、Heroic spirit Knight達はGhoul達の本陣を目指して疾駆した。

「グルオオオオオ!」

「ガルルルルオオ!」

 Heroic spirit Knight達の接近に気が付いたGhoul達が、獣の叫び声に似た戦闘言語で情報を伝達しながら立ちはだかる。


「邪魔だ!」

 しかしHeroic spirit Knight達は既にBodyDecayと引き換えにHeroic spiritとしての力を発揮している。

「ガッ!?」

「グオオオオ!」

 Heroic spirit Knight達が足を止めずにWeapon Equipmentを振るうだけで、彼らの進路上にいたGhoul達は弾き飛ばされてしまった。


「奴らを止めろぉ!」

「おのれっ、やってくれたな!」

 ただ、弾き飛ばされた先ですぐに立ち上がり、追いすがってくるのにはHeroic spirit Knight達も驚かされたが。


「奴ら、我々が考えていたよりもしぶといぞ!」

 Ghoul達もBClass adventurer相当の精鋭ばかりであり、装備はOrichalcumに匹敵するのにVandalieuからいくらでも取れる【Demon King Fragment】を使い、Tarea達職人が熟練の技術で作った特製のものだ。


 さすがのHeroic spirit Knight達も、おざなりな一撃で倒すことはできない。

「【Familiar Spirit Advent】!」

「【Familiar Spirit Demonic Advent】!」

 しかもHeroic spirit Knightに全力を出さなければ止められないと判断したGhoulWarrior達は、Ghoul nationPatron GodであるZozoganteFamiliar Spiritや、VandalieuCloneを次々にその身に降ろす。


「このままだと囲まれるぞ!」

「構うなっ! thrust進め!」

 彼らを倒すには、Heroic spirit Knight達もそれなりに本気になる必要がある。だが、彼等一人一人を倒すために足を止めていたら、Bodyが限界を迎えてしまう。


 それに、このBodyはあくまでも借り物で彼らは生き返った訳ではない。Bodyが破壊されても、死ぬわけではなく地上で活動するための容器を失うだけ。惜しむべきは命ではなく、聖務を果たせない事。


「【Steel Wall】! 【Steel Body】! KatiaBildeにはこれ以上近づけさせん!」

『【-Transcend Limits-】! ここは死守する!』

 しかし、立ちはだかるVidal Magic Empire軍の強さは目標に近づくにつれ、Acceleration度的に高まっていく。守りに徹すればHeroic spirit Knight達相手にしばらく持ち応えられるだろう程だ。それも、GhoulだけではなくUndeadNoble Orcまで駆けつけてきている。


「ブオオオオオオ! ぶっ潰す!」

「【Ability Values Enhanced (1)】!」

Gyaon!」

 OrcusAnubisの精鋭も彼らの前に立ちはだかり、手傷を追う者が出始めた。


「くっ、このままで――」

 Blind Spotからstealth寄った黒いGoblinninjaBragaHero Knightの一人のheartを鎧の隙間から刺し貫いたのだ。このままでは、彼は脱落するだろう。

 そしてHeroic spirit KnightCommanderは、worldを守るためならHeroic spiritとしての誇りすら投げ打つ決断を下した。


「奥の手を切るぞ! fragmentActivateしろ!」

「「「はっ!!」」」

 その瞬間、Heroic spirit Knightの体の内側から本来Humanにはない器官が生え、禍々しい異形と化した。


「こいつら、【Demon KingEquipment】だけじゃなく、【Demon King Fragment】をInfestさせているのか!?」

『正気か!? そんな事をすれば気が狂うぞ!?』

Undeadに正気を問われるとはな!」


 Bragaheartを貫かれたHeroic spirit Knightの一人が、背中からclawsが生えた細長い五本の細長い指のような器官……【Demon Kingbarnacle】でUndeadの腕を掻っ切る。

『ぐおっ!? なんだ、このfragmentは!? なに? フジツボに似ている!?』

 彼の体に降りているVandalieuCloneが、fragmentが【Demon Kingbarnacle】である事を言い当てた。barnacleとは、フジツボ等がunderwaterの微生物をかき集めるのに使う器官の事である。


fragmentの性質を見抜いたか! だが、それがどうした!」

 【Demon King Fragment】によって受ける悪impactは、廃人にされたBodyの本来の持ち主が受けるため、Heroic spirit Knightは【Demon King Encroachment】によって狂うことはない。

 しかし、結局Bodyの損傷がAcceleration度的に早まる。そのため、心情的な問題を無視したとしても追い詰められるまで出したくない切り札であった。特に、heartを貫かれたHeroic spirit Knightは、体内に生やした【barnacle】でheartの穴を無理やり塞いで動いているので、後一分ももたないだろう。


 それを切った以上、なんとしても目的は達成する。

thrust進め!」

「うおおおおっ!」


 左右の肩から第三第四の腕を生やした、【Demon Kingextra arm】のHeroic spirit Knightが、その拳を振るう。

 【Demon Kingmelon (skin)】をInfestさせたHeroic spirit Knightの背中が不気味に盛り上がり、不快な念波を発してGhoul達のMentalを苛む。

 あるHeroic spirit Knightは【Demon Kingsalivary glands】から、未知の細菌か毒素かは不明だが、Status Effectを引き起こす液体をWeapon Equipmentに纏わせた。


「ひ、ひぃっ!? あいつら、monsterに!?」

「【Demon King Fragment】だ! 距離を取れっ、危険だぞ!」

 そして、allyのはずのHoly Armyの将兵達がscreechを上げ、Heroic spirit Knightから距離を取る。


 Leonardoや一部のHeroic spirit Knightが【Demon KingEquipment】を使っても、それは「必ず勝たなければならない」、「必要な事なのだ」、「【Demon KingEquipment】はあくまでも道具にすぎず、使用してもBody及びMentalimpactはない」と説明を受けていたので将兵達は表面上納得していた。


 しかし、【Demon King Fragment】まで使うとは聞いていないし、納得できない。

 【Demon King Fragment】は、使用すれば異形の姿となり、使用者のMentalも徐々に狂っていく。そして使用者が完全に狂えば他の【fragment】と合流するためにrunawayし、死ねば、新たなInfest先を探して独自に動き回る。


 生理的な問題だけではなく、いつ誰が死ぬか分からない戦場で使うようなものではない。

 それが分かっているから、EileekHeroic spirit Knightや『Fifteen Evil-Breaking Swords』、そして自分と同じAldaへの信仰に全てを捧げた者(fanatic)以外には秘匿していたのだ。何をどう説明しても、騙せそうになかったから。


「生贄の羊達は無視しろ! 聖務を果たす事だけを考えるのだ!」

 しかしHeroic spirit Knight達は彼らが子羊と呼ぶHoly Armyの将兵達の事を無視した。


 他にも半透明な何かで体の一部を覆って守る者や、複数の頭部が生える者、腕や脚にGiantな蟻や蜂のようなchinを備えた口が生えた者、whole bodyが黒い鉱物のような物に覆われた者等、-sama々だ。

 しかし、そのどれもが大きな力を持つ死兵である事に違いはない。このまま押し切られる……かと思われた。


「【Demon King Fragment】がなんぼのもんよ!」

「がはぁっ!?」

 【Demon Kingextra arm】を振るって先頭を走っていたHeroic spirit Knightの前に立ちはだかったVampireが、彼のextra armを両腕で抱え込み、関節を破壊して引きちぎった。


「こちとら警備会社やってんのよ!? この程度でいちいち警護対象にinjureさせてたら、やってられないのよ!」

 どす黒い返りbloodを浴びながらfangsを剥いて怒鳴るのは、『Kiss』のMilesAlcrem DuchyHungry Wolf警備会社の社長をしているVandalieu配下のVampireであり、過去にFitunHeroic spiritと一対一で渡り合った猛者である。


「こ、このVampire風情――!?」

 彼を罵りながら再びextra armを生やそうとしたHeroic spirit Knightだったが、その喉笛をMilesに一瞬で食い千切られ絶命した。

「ブッ、Heroic spirit失格のクソbastard風情のbloodは不味くて飲めたもんじゃないわね」


「貴-samaっ! 我々は栄えある『God of Law and LifeAldaの――」

「【真・浸透音斬撃】」

 半透明な何か……【Demon Kingganglion】で体を覆ったHeroic spirit Knightが、言葉の途中で胴体を袈裟切りにされて倒れた。


「なるほど、これは確かに手が足りないだろうな」

「……Randolph、今のMartial Artsはなんだ?」

「ああ、このVandalieubone剣の内部にある空洞を利用して放つ、音の刃だ」

「凄いMartial Artsなのだろうが、褒める気になれない」


 そして、Vandalieuが援軍として連れてきた【TrueRandolphMeorilithHeroic spirit Knight達の前に立ちはだかった。

「【Sylph's Round Dance】! 【Gnome's Great Hammer】! 【大雷獣推参】!」

 Meorilithが素早くSpirit MagicBarrageし、背中を膨張させていたHeroic spirit Knightが音を遮断する空気の壁に包まれ、岩に下からthrust上げられ、Manaで作られた雷で出来た獣に襲われてこと切れた。


「思いのほか、weak

「なんだと、邪悪の徒が!」

 手応えもなくあっさりと一人倒せた事に驚くMeorilithに、【Demon Kingbarnacle】を翼のように左右から広げてHeroic spirit Knightが突進する。


「【Divine Iron Ripper】! でも、こんなもんよ」

 だが、その【barnacle】をMilesclawsが叩き割り、砕く。Heroic spirit Knightscreechを無視して、彼は冷静に続けた。

Moksiの街の時の連中に比べてBodyの質と装備が悪い上に、【Demon King Fragment】なんてInfestさせているんだもの、弱くて当たり前よ」


 Fitunの急造Heroic spiritと同じで、Bodyを動かしているのはHeroic spiritで【Demon King Fragment】の悪impactも受けていない。だが、Heroic spirit Knight達が本来の力を発揮している事でDecayが始まっているBodyは、【Demon King Fragment】によるimpactを強く受けている。


 Manaがあろうが【Demon King Encroachment】のimpactを受けなかろうが、そんな半死人以下のBodyで【Demon King Fragment】が本来の力を発揮できるはずがない。

「その通りだが、油断はするなよ。これからだ」

 しかしRandolphの言葉通り、Heroic spirit Knight達の厄介さはこれで終わらない。


【新たな宿主を! 合流せよっ! 合流せよ!】

 【Demon Kingextra arm】や【Demon Kingmelon (skin)】、【Demon Kingganglion】がDecayしたHeroic spirit Knightの体から解き放たれてrunawayし、新たな宿主と同類を求めて動き出したのだ。


 Holy Armyの将兵達はHeroic spirit Knight達が【Demon King Fragment】を使いだしたのに驚き、既に距離を取っていた。そのため、【Demon King Fragment】は彼らの前の宿主を倒したMilesRandolphMeorilithに向かってくる。


「っ! 急いでsealedしなければ!」

 しかしrunawayした【Demon King Fragment】をsealedするためのmagic itemは、豊富に用意されている。Alda's Factionが【Demon King Fragment】を使ってくること自体は予期されており、その可能性が最も高い戦場はここだからだ。


『させるか!』

 だが、Heroic spirit達が再び立ちはだかる。

『先ほどのようにはいかんぞ!』

GhoulCommanderはもうどうでもいい! 目標変更! 『TrueRandolph達を釘付けに……いや、倒すのだ!』


 Randolph達に倒されて入れ物を失ったHeroic spirit達が、仕える神のDivine Realmに戻らず地上に留まっていたのだ。

runawayしている【Demon King Fragment】をsealedしようってのに、それを邪魔するのがHeroic spiritのやる事か!?」

Shut Up! 我らは主命を果たすのみ!』

「なるほど、Milesの言う通りお前らはHeroic spiritじゃない。Heroic spirit失格のクソどもだ!」

『問答無用!』


 しかし、どれほどHeroic spiritに相応しくない者達だろうと、その力は本物だ。神の武力担当であるHeroic spirit達は、戦闘に関しては神に匹敵する。その強さは個体ごとに異なるが、平均してRank14に相当すると言われている。

 Randolph達でも簡単には倒せず、Vidal Magic Empire軍の並みの精鋭では相手にならない。


 そしてまだHeroic spirit Knightは十人以上残っている。


「ふざけるな!」

 だが、この局面で意外な援軍が現れた。

「皆、あの人達を援護するぞ! 【Demon King Fragment】をsealedする!」

 Holy Armyに参加しているHero Candidateの一部が、Randolph達を援護するためにHeroic spirit Knightrunawayした【Demon King Fragment】、そしてHeroic spirit達に攻撃を開始したのだ。


「ア、Andy、貴-samaっ、気でも触れたのか!? 『God of soldiersZaresからblessingsを賜った身で!」

「俺は正気だ! あんた達こそどうかしてる! 【Demon King Fragment】だぞ!?」

 その中には、元Guardの青年Andyもいた。


「【Demon King Fragment】が合体したら、手が出せなくなる! そしてrunawayした【fragment】がMirg Shield NationAmidで暴れまわったらどうする!? 何百何千人と死ぬ、下手をすれば国が滅亡することになるんだぞ!」

「だが、UndeadGhoulと協力するなんて――」

 Andyは自分達を止めようとする従軍Priestの胸倉を掴み上げた。


「それこそ、『worldのために必要な事』なんじゃないのか? 俺は、【Demon King Fragment】を使うより、【Demon King Fragment】をsealedするためにUndeadと手を組む事を選ぶ!」

 そして従軍Priestを乱暴にthrust飛ばすと、背中に保持した短槍を構えた。

「だが、しかしEileek PopeによればそれはVidal Magic Empireを名乗る、新たなDemon Kingの仕業で……」


「あのHeroic spirit Knightって連中は、俺達が守ってきた馬車から出てきたじゃないか。そのEileek Pope -samaの号令で」

 なおも世迷言を述べる従軍Priest……そしてOracleで止めるよう指示するZaresにそう吐き捨てながら、AndyHeroic spiritに向かって短槍を投擲した。


 もちろんまだHeroとしてimmatureAndy達が援護に加わっても、Randolph達の戦況が劇的に改善する訳ではない。Emotionalには、「Amid側にもboneのある奴がいるらしい」と士気が多少上がったくらいだ。

 Heroic spiritHeroic spirit KnightAndyHero Candidateの行動に衝撃を受けているようだが、それだけだ。


『ようっ! 聞こえたぜっ、俺達と手を組んでくれるんだってなぁ!?』

『一時的にでも大歓迎っ、でもZandiaの左手はあげないからね』

『手を組むって文字通りの意味じゃないから!』

「ぬぅ、敵allyの区別が難しくなったな」

 だが、上空からBorkus達が下りてきて、戦線に加わったのは大きかった。


 そして上空では、Guduranissoul fragmentからZigguratを解放したVandalieuが、正気に返ってpanicに陥りかけている彼を宥めていた。




――――――――――――――――――――




Name: Schneider

Race: Hell race

Age: 60age

Title: Thunderclap】 【Noble Slayer】 【King of Tyranny】 【Dragon Slayer】 【Lady Killer】 【Person Launcher】 【Seed-Provider】 【Savior】 【Son-in-law of the Goddess】 【One who is loved by Alda】(解除!) 【Evil God Slayer】 【Self-proclaimed Old Man】 【False Saint】 【Demon Continent Survivor】 【True Demon King's Friend】(NEW!)

Job: Kick God

Level: 71

Job History: Apprentice WarriorWarriorUnarmed FighterMageMagic WarriorMagic FighterMartial ArtistLight-Attribute MageBerserkerDragon Fist WarriorFist SaintKicking SpearmanAdventurerSuper WarriorSuper Magic FighterFist GodSaint Kicker


Ability Values 

Vitality: 204,909

Mana: 125,522

Strength: 30,667

Agility :39,505

Endurance :33,715

Intelligence :7,622



Passive skills

Abnormal Condition Resistance:10Lv

All-Attribute Resistance:10Lv

All Ability Values Enlarged (3) : SmallAll Ability Values Augmented (2) awakened into!)

Increased Attack Power while Unarmed: Very Large

Detect Presence:9Lv(UP!)

Extreme Peerless Vigor:2Lv(UP!)

Physical Resistance:3Lv

Ability Values Enlarged (3)Adventure:1Lv(Augmented Attribute Values: Adventuring awakened into!)

Self Super Enhanced (1)Adventure:1Lv(Self-Enhancement: Adventuring awakened into!)

Rapid Regeneration:1Lv(Rapid Healing awakened into!)

Mana Recovery Rate Increase:5Lv(UP!)

Mana Enlargement:2Lv(NEW!)

Vitality Enlargement:3Lv(NEW!)

Dark Vision(NEW!)


Active skills

God Fist Technique:8Lv(UP!)

Dagger Technique:10Lv

Throwing Technique:4Lv(UP!)

-Transcend Limits-:10Lv

Dismantling:6Lv(UP!)

Muscle Armor Technique:1Lv(Armor Technique awakened into!)

Silent Steps:8Lv(UP!)

No-Attribute Magic:1Lv

Mana Control:8Lv

Life-Attribute Magic:10Lv

Light-Attribute Magic:10Lv

Wind-Attribute Magic:3Lv

Coordination:10Lv

Magic Fighting Technique:7Lv(UP!)

Cooking:2Lv

No-Sword Technique:4Lv(UP!)

No-Spear Technique:4Lv(UP!)

No-Axe Technique:2Lv(UP!)

No-Club Technique:2Lv(UP!)

No-Halberd Technique:2Lv(UP!)

High-speed Thought Processing:3Lv(UP!)

Chant Revocation:1Lv

Familiar Spirit Advent:3Lv(UP!)

Muscle Technique:3Lv(NEW!)

Fire-Attribute Magic:1Lv(NEW!)


Unique skill

Accelerated Growth: Attribute Values

True Warrior

Unaging

Vida’s Divine Protection

Vandalieu’s Divine Protection

Farmaun’s Divine Protection

Zantark’s Divine Protection

Tiamat’s Divine Protection




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