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Chapter 386: worldを脅かす正義対worldを守る新Demon King Army

 それぞれの戦場や都市の上空に現れた、一目で尋常な存在ではないと分かる禍々しい姿の存在。

 それにAmid Sacred EmpireDuke Farzon領、そしてOrbaum Elective Kingdomの軍は大きく動揺した。

「あれはなんだ!? Demon Kingの手先か!?」

Aldaが仕えるDemi-Godを援軍に送ってくださったのか!? いや、それにしてはいくらなんでも禍々しすぎる!」


 彼らはこの戦いに神が直接Adventして介入してくるとは、想像もしていなかったのだ。Orbaum Elective Kingdomの軍もそれは同じであり、各Duke達はVandalieuから「Alda's FactionGodsが何かしてくるかもしれない」と警告はされていたが、末端のSoldier達にまでは情報を行きわたらせていなかった。


 士気が下がる事や、Aldaが極端な手段に出る事を「Divine Punishment」と解釈して正義はDuke Farzon領やAmid Sacred Empireにあるのではないかと考える者が出る事を警戒したからだ。


 そして、Vandalieuにとってもここまでの事態は予想外だった。

 AldaGuduranissoul fragmentを何らかの形で利用するのは想定していたが、それは一つか二つの戦場でHero CandidateInfestさせて戦力にするとか、もっと狭い範囲に集中させるtacticsでの使用だった。


 まさか、world中に……それもDemon King Army RemnantsVida's FactionDemi-Godや神にまでInfestさせ、ばら撒くとは想定外だった。Aldaworldを滅ぼしたいのかとすら思った。

 放ったGodsInfestさせたGuduranissoul fragmentを、VandalieuAbsorptionせずに放置したらいずれ合流し、Dark Avalon以上のfragmentを持つGuduranisとしてrevivalしてしまうのだから。


 もちろん、その過程でAmid Sacred EmpireDuke Farzon領だけではなく、Orbaum Elective KingdomGartlandDemon continentなども甚大な被害を受けるので放置するのは論外だ。

 そもそもVandalieu自身、このworldに生きる住人の一人なのでworldが滅ぶのは困る。


 だが、VandalieuにとってAldaのこの一手はかなり厄介だが、致命的とまでは言えない。何故なら、各地にGuduranissoul fragmentを埋め込まれた存在が現れても、十分戦える戦力が配置されているからである。

 もちろん、soul fragmentAbsorptionできるのはVandalieuだけなので、Talosheimの王城からは動かなければならない。


 そしてVandalieuが最初に向かったのは……Gartlandの上空にあるDemon KingContinentだった。




『あああああああ! あ……Champion?』

「初めまして、『Goddess of RegenerationLuzmazela


 何故ここに来たのかと言うと、Doraneza達が居なくなって戦力に最も不安が残る場所だから。そして何より、ここへAldaAdventさせたのがVidaSubordinate Godの一柱、Luzmazelaだからだ。


 Luzmazelaは『Goddess of Life and LoveVidaに古くから仕えるSubordinate Godで、傷やDiseaseからの回復だけではなく、乾期で荒れた土地が雨季で潤い緑が戻る事や、紅葉で散った木々の葉が春にまた戻るような、毎年繰り返す現象も司っている。


 そして、十万年前にAldaVida's Factionを襲撃した際にsealedされてしまったGoddessだ。Vandalieuの魂を構成するZakkartProduction related Championsoul fragmentに一瞬反応したが……。


『ち、ちががが、違う! Guduranis!』

 VandalieuGuduranisと誤認したのか、直ぐにKilling Intentを瞳に漲らせるLuzmazela。おそらく、彼女にInfestしているGuduranissoul fragmentが、彼が喰らったfragmentを感知したのだろう。


「むう、Guduranis呼ばわりとはなかなかshockですね」

 Vandalieuは背中から生やしたfeatherを操り、Luzmazelaが放ったmagicを回避する。magicDemon KingContinentの地表に生えた葉の代わりに炎を枝に付ける火炎樹に当たり、一瞬でWitherさせた。


 どうやら、Vitalityrunawayさせて死に至らしめるmagicのようだ。炎や電撃、氷を出すよりも迂遠で、Manaの効率も悪い。それはLuzmazelaoriginally戦闘向きのDivinityの神ではないからだ。

 それもあって、AldaVandalieuの拠点があるらしいという不確かな情報しかないDemon KingContinentに、彼女を放ったのだろう。


 Demon King Guduranissoul fragmentInfestさせ、Manaを増やすことができたとしても、Bodyfragmentのようにfangs等の新たな強い攻撃手段を与える事はできない。

 その代わり、Guduranisに乗っ取られるまではattribute magicも使えるようだが。


『死ねぇっ! Guduranis! Zakkartの、Championたちの仇! Aldaの前に貴-samaを殺してやる!』

「……Mental攻撃の方が辛いので、さっさと助けましょう」

 そう言うVandalieuの背中から、大量のblood飛沫があがった。そして飛散した【Demon King's Blood】は【suction cups】の付いた【tentacle】に変化していく。


 それは長く、太く、Giantになっていった。

『うわああああああっ! Guduranisめ!』

 bloodの涙を流しながらmagicを放つLuzmazelaの前に、赤黒いcountlesstentacleを持つGiantで奇怪なDemon Kingが姿を現した。


 より分かりやすく言うと、countlessの脚を持ったGiant octopusの頭があるべき部分に、Vandalieuが生えている。そんな感じである。


 Vandalieuが最初にここへ現れたのは、このLuzmazelaを助けるためだ。

 それは別に他のVida's FactionGodsよりも彼女の存在が貴重という訳でもなければ、個人的な思い入れがあるわけではない。


 LuzmazelaDemi-Godとは違いBodyを持たない神で、いま彼女はsealedを解いたAldaと魂にInfestしたGuduranissoul fragmentのせいで、強制的にAdventしているconditionにあるからだ。

 こうしている今もLuzmazelaは力を消費し続けており、時間をかければGuduranissoul fragmentを取り除く事ができたとしても、神としての存在を保つ事が不可能なほど消耗してしまう。


 他のVida's FactionGodsBodyを持つDemi-Godや、元Demon King Army。神でも、とりあえずsealedして消滅までの時間を稼ぐ事ができる者が飛ばされた先にいる、という状況だった。

 そのため、Luzmazela、そしてGartlandが最も危険だったのだ。


「ほーら、Guduranisですよー。地上を破滅と厄災で覆い、生きとし生ける存在のdespairと怨嗟をしゃぶりつくしてしまいますよー」

 Guduranis本人が聞けばあまりのお粗末さに憤死しかねない物真似をしながら、VandalieuLuzmazelaProvocationする。


Guduranis……Guduranis! Guduranisゥゥゥ!』

 だが、soul fragmentInfestされているせいで正気を失いつつあるからか、彼女にVandalieuの物真似が通用してしまった。

 Luzmazelablood涙を流しながらmagicを乱打するが、Vandalieuはそれを【Magic Absorption Barrier弾】で迎撃し、一度は故意に当たって見せた。


 しかし、【Demon Kingtentacle】が一本腐り落ちただけで、すぐに新しいtentacleが生えてくる。それを見たLuzmazelaは狂乱しつつもmagicは効果が薄いと理解したのか、杖を振り上げて殴りかかってきた。

『うわあああああああ!』

 その杖に込められた力は凄まじく、叩きつければを叩き潰し、岩を砕いただろう。


「よっと」

 しかし、動きがあまりにも拙かった。originally戦闘に関するDivinityを持たないLuzmazelaに、Staff Techniqueの心得なんてあるはずもない。

 Vandalieuは彼女が振り降ろした杖をtentacleを絡ませて受け止め、そのまま腕や脚にもtentacleを絡めていく。


 Luzmazelaが抜け出さないようsuction cupsで吸い付き、更に【mucus glands】で粘性の高いmucusを、そしてtentacleの先端から糸を出す。

『うぐうううっ! 私を嬲るつもりか!? そんな事ではこのworldGodsの意思を挫く事はできないぞ!』

 そして、Demon KingContinenttentaclemucusや糸で縛られた、blood涙を流す美女(約百meter)という異-samaな、もしくは滑稽な光景が現れた。


 Demon KingContinentにある穴から見上げているGartlandの住人が、この光景をどんな気持ちで眺めているのか知りたくない。Vandalieuは心からそう思った。

「動きを止めるためとはいえ、Goddess相手に何をしているのでしょう、俺は」

 これも全てAldaのせいだ。Heinzは迅速に魂を砕くけれど、Aldaはボコボコにしてから迅速に滅ぼさない程度に魂を砕こう。そんな事を考えながらも、手は休めない。


「早く済ませましょう、彼女と俺のために」

『そうだっ、いっそ一思いに殺、あああああああーっ!?』

 Vandalieuは【Out-of-body Experience】のmagicと、【Singularization】と【Spirit Tuning】、さらに【Soul EncroachmentskillActivateしながら、Luzmazelaの魂に干渉する。


「神と言えど、魂の構造自体は人と同じはず。なら後は異物を見つけ出し、周りにimpactを与えないように……」

『あああーっ! いやぁぁぁ!!』

「食えばいい」


 Luzmazelaの魂に植え付けられていた、Guduranissoul fragmentを噛み砕く。Dark Avalonと違い彼女がまだ乗っ取られていなかったせいか、見つけるのも喰らうのも簡単だった。

「ふむ……喰らったのは【Guduranissorrow】だったようですね。bloodの涙を流していたのはだからか」


 LuzmazelaAldaInfestさせたのは、【sorrow】のfragmentだった。やはり、Guduranissoul fragmentの中でも、比較的小物と見なされていたfragmentだったのだろう。実際、InfestされたLuzmazelaは完全に乗っ取られてはいなかったにしても、格段にEnhanced (1)された-sama子はなかった。


 心に溢れるsorrowを怒りに変えて荒れ狂っていたのか、狂乱の仕方はひどかったが。

 あのまま放置していたら、十万年前の段階ではVida's Factionと見なされていなかったGartlandPatron God達に襲い掛かっていただろう。

 そうなればGartlandPatron God達もAdventして応戦しなければならなくなり、お互いに力を大きく消費していたはずだ。


『あ……私はいったい……? Aldasealedされたのでは……? それが、何故こんな辱めを……?』

「これは医療行為です」

 早くも正気を取り戻したらしいLuzmazelaを、Vandalieuは慌てて解放した。


『汝はいったい? Zakkart達の懐かしいsignと、Guduranisと似ているようで全く似ていないような、妙なsignを感じる……』

 そう呟くLuzmazelaを放置して、VandalieuGiant octopuslower bodyのような部分から分離し、そのまま何処かへ移動したのか、消えてしまった。


『それよりも一度Pseudo-Divine Realmに行った方が良いかと。そこで休んでいてください。事情は、後で他の神に聞けばわかります。それと、このContinentの地下にある国を守っているのは、Demon King Army RemnantsからVida's Factionに転向したGodsなので争わないでください』

 そして、残された大octopuslower body部分がDemon King Familiarと化して、残されたLuzmazelaに説明を行う。


『ひぃ!? そっちがmain bodyなのか!?』

『いえ、Cloneです。すみませんが、非常事態なのでmain bodyは他の場所に移動しました』




《【Singularization】、【Spirit Tuningskilllevelが上がりました!》

《【Demon Kingsorrow】を獲得しました!》




 その頃、Orbaum上空では激戦が繰り広げられていた。

『あははははっ! ひっーひひひひひ! 滑稽っ! 実に無-sama!』

 歪んだ巻貝のような姿の邪悪な神が、『Evil God of LabyrinthsGufadgarnmagicで争っていた。


 互いの間のspaceは歪み、裂け、閉じる。高度なSpace-Attribute Magicの応酬だ。

「楽しそうだな、『Evil God of Demon CastlesGupyaresla。貴-samaはもっと陰鬱で無口な存在だと思っていたが」

『そういうお前はずいぶんと縮んだな! どうした!? それも偉大なるZakkart -samaとやらの指図か!?』


 巻貝の姿をした邪悪な神の正体は、『Evil God of Demon CastlesGupyaresla。この『LambdaworldDungeonが作られるようになった原因の一柱であり、Demon KingChampionの戦いの当時はGufadgarnよりも上位の神だった存在だ。

 GuduranisBellwoodChampion軍の決戦の前にsealedされ、そのsealedVidaが、そしてVidaから奪ったAldaが管理しているはずだった。


 そのGupyareslarevived事を知ったGufadgarnは、自分が相手をするのが最も効率的だと判断した。

 何故なら、他のattributeに対してspace attributeは特殊性が高い。達人なら、spaceを歪めて相手の攻撃をそのまま相手に返す事もできる。


 そしてGufadgarnは、達人を超えたSpace-Attribute Magicの使い手だ。小型の【Teleportation Gate】を瞬間的に開いて、相手の攻撃をそのまま相手に返すことも難しくない。

 そして彼女は、Gupyareslaも同じことができるとconjectureした。故に、断腸の思いでVandalieuの背後から離れてここに居るのだ。


「そうだ、全ては偉大なるVandalieuの意思のままに」

 Gufadgarnという神の人格を説明すると、この一言で足りてしまう。彼女はVandalieuを偉大な存在として信仰している。Vandalieuが白だと言えば白であるべきであり、黒だと言えば黒でなければならない。

 そのVandalieuOrbaumを救うべきだというなら、Orbaumは救われなければならないのだ。


『あはははっ! 笑わせてくれる! Demon King Armyの中ではカスだったとはいえ、Guduranis -samaの配下がChampionに心酔するなんて、おかし過ぎて気が狂いそうだ!』

 Gupyareslaにとっては、そんなGufadgarnの在り方は信じられないものであるらしい。巻貝のcountlessの突起が蠢き、その先から笑い声が響く。


「そう笑う貴-samaは、Guduranissoul fragmentInfestされ、偉大なるVandalieuに逆らうAldaの捨て駒として使われている。私には、貴-samaの方が滑稽に思えるが?」

『ヒハハハハ! 言ってくれる! あのGufadgarnが、我とwar of wordsを繰り広げるか!? よほど長い年月が過ぎたようだな!』


「そうだ。貴-samaは過去の遺物に過ぎない。偉大なるVandalieuの腹の足しとなって滅ぶがいい」

『くははは! 拒否する!』

 お互いに言い合うGufadgarnGupyaresla。だが、magicの応酬は激しさを増している。


 どこからか招いた電撃や炎が、お互いに開いた【Teleportation Gate】を通って行ったり来たりを繰り返し、お互いを狙っている。


『あっははははっ! あのGufadgarnが我と互! 偉大なるGuduranissoul fragmentの贄となった我と! カカカカカ!』

「貴-samaに埋め込まれたfragmentは、【喜び】か? それとも【Insanity】か……とはいえ、私もGuduranissoul fragmentを全て知っている訳ではないが」


『このままではキリがない!』

 そう叫ぶと、貝殻に新たな突起が現れ、その先端が扉のように開いた。

「ギャオオオオ!」

 そこからcountlessmonstersが現れた。なんと、Gupyareslaの貝殻は生けるDungeonだったのだ。countlessmonstersを放ち、Gufadgarnが守ろうとしているHuman達の街を蹂躙させて、彼女の動揺を誘うつもりだったのだろう。


 だが、ここはVandalieuが実質的に牛耳っているOrbaumの上空。

Zakkart街自警団の力を見せてやる! 敵は皆殺しだ!』

『孫に手を出そうとする連中は、根絶やしにしてやるよ!』

『殺しっ、喰らう!』

 Gupyareslaの貝殻から出現したmonstersを返り討ちにしてやろうと、Pseudo- reincarnationによってDemonreincarnationした一般人で結成された自警団のmemberが空に飛び上がってきたのだ。


「出遅れた! 皆、自警団にだけ街を守らせる訳にはいかないぞ!」

「おう! 元とは言え、一般人の背後に隠れてたんじゃ、adventurerの名が泣くってもんだ!」

 それに続いて、magic itemmagicFlightを可能にしたHendricksenadventurerが加わる。

 さらに、向こうではNoble街からmansionが敷地の土地ごと空に浮かび上がってきた。


BAKANA!? 他のmonstersならまだしも、何故DemonUndeadHumanと共に我に歯向かう!?』

「だから貴-samaは過去の遺物に過ぎないというのだ」


 Demon King Guduranisが健在だった頃にsealedされたGupyareslaは、自分が戦っている勢力について何も知らなかった。




 一方、Amid Sacred EmpireHoly ArmyVidal Magic Empire軍の戦場は混迷を深めていた。

『死ねっ! Aldaを奉じる者どもめ!』

 細長い体をくねらせ、憎悪を込めた叫びと共に龍が雷撃の雨をAmid Sacred Empire軍に降らせる。


「うわああああっ!?」

「あれはThunder Dragonか!?」

idiotを言え、あれは龍だ! True Dragon Godだ!」


『我が名は、『Dragon God of ThunderstormsZiggurat! 我が名をMEIDOの土産にして死に絶えよ、Aldaを奉じる者どもめ! Aldaは何処に隠れた!?』

 禍々しく瞳を輝かせた『Dragon God of Thunderstorms』は、Holy Armyに向かって雷の雨を降らし、轟風を吹いてAmid Sacred EmpireHoly Armyに攻撃を加え続ける。


 Vidal Magic Empire軍には、見向きもしない。

『うおおおっ! やりやがったな、このbastard! 三枚におろしてやろうか!?』

 accurateには、Borkusを含めたUndeadや、UndeadWarriorHoly ArmyKnightと切り結んでいるところに雷を落とす等はしている。しかしGhoulNoble Orcには一切攻撃しない。


「あれはVida's FactionDragon Godか! Zod、見覚えは!?」

「あります! 雰囲気は違いますが、彼はZiggurat。十万年前のVidaAldaの戦いで、私と共に前線を守っていたDragon Godです! 私がsealedされた後、彼もsealedされたと聞いておりますが」


「そうか……そいつは厄介だな」

 Schneiderが顔を顰めた理由は、すぐに明らかになった。


Aldaに選ばれた栄えあるSoldier達よ! 卑劣にもDemon King Vandalieuが放った刺客が現れました! 奴は自分がAbsorptionしたGuduranisfragmentを、Vida's FactionGodsに埋め込んだのです!』

 Eileekと思われる少年の声が戦場に響き渡った。その内容は、Aldaがやった事をそっくりそのままVandalieuがした事にするものだった。


 十万年前にAlda's Factionの手によってsealedされたZigguratnameや姿を知っている者は、現代のHuman社会では少ない。

 そして、ここは彼らがDemon Kingと呼ぶVandalieuが支配する国と自国を隔てるBoundary Mountain Rangeの近くで、Zigguratは実際Alda's Factionbelieverを……AldaNineroad、そしてFarmounの聖印が記されている鎧や盾を装備しているSoldierKnightadventurerを狙い撃ちにしている。


 Farmounの聖印まで敵の目印にしているのは、Zigguratは彼が五万年前にVida's Factionに転向した事を知らないからだ。彼のMemoryは、十万年前で止まっているのだから。


 そして、Holy Armyの総Commanderの立場にいるEileekがそう叫んでいるのだから、それが正しいに違いないとHoly Armyに残る将兵達の多くが、Ziggurat達にGuduranisfragmentを埋め込んだのはVandalieuで彼らを捨て石にしようとしていると思い込んだ。


「まあ、俺がEileekの立場でもそうするが……それに、別に大した問題じゃないしな」

 瓦解しかけたHoly Armyが、Zigguratの攻撃を受けながら軍としての体裁を維持している。それだけだ。

「それよりもこっちの方をsealedする準備をしないとな」


 Schneiderが視線を向けた先では、Giantな猪がBudarion達の攻撃を受けて怒号をあげていた。

『貴-samaらっ! 我が作り出したmonstersの子孫の分際で、この我に、Creatorに逆らうのか!?』

 怒号をあげているのは、『Evil Boar Beast KingBododooriginallyは『Boar Beast King』だったが、他のBeast Kingを始めとしたGodsを裏切ってDemon King Armyに加わり、Orcの始祖となった存在だ。


「貴-samaCreatorと敬った事は、一度も無い!」

 そのBododoに雄々しく啖呵を切るのは、Noble Orc国の国王Budarion

「我らのPatron Godは慈悲深きGoddess、『Evil God of Degenerate CorpulenceMububujenge! 貴-samaは我がraceにとって、忌むべき存在だ!」


 BododoHumanを苦しめるようにとOrcCreationした結果、Orcは単性のmonstersとして生まれ、今まで多くのHumanfemaleを犯し、汚してきた。

 それは優れたOrcから生まれ、raceとして定着した上位種のNoble Orc達でも変わらない。


 そんな彼らを『Goddess of Life and LoveVidaは受け入れ、MububujengeHumanを無理やり犯さなくても子孫を残せるように肉婦……肉で作ったfemale型のマネキンのような見た目の存在を創り出し、Boundary Mountain Range内部のOrc達に授けてくれた。


 故に、Bododoを奉じるNoble Orc国民は一人たりとも存在しないのだ。


『貴-samaらぁっ!』

「せめてもの情け、Aldaの手先に使われ続ける事がないよう、我々の手で安らかに眠れ!」

『ギャブギャバアアアアアア!?』


 このままではVandalieusoul fragmentを回収に来る前に倒してしまいそうだと、Schneiderは苦笑いを浮かべた。




―――――――――――――――――――――――




Name: Budarion

Rank: 14

Race: Noble Orc Ark Abyss King

Level: 71

Age: 19


Passive skills

Dark Vision

Monstrous Strength:7Lv(UP!)

Peerless Vigor:5Lv(UP!)

Strengthen Follower:10Lv(UP!)

Strengthened Attack Power while equipped with a sword: Very largeSword weapon equipped, then Attack Power Enhanced (1) awakened into&UP!)

Inferior Race Domination:10Lv(UP!)

Self-Enhancement: Guidance:8Lv(UP!)

Magic Resistance:3Lv(UP!)

Abnormal Condition Resistance:5Lv(UP!)

Mana Enlargement:2Lv(UP!)

Strengthened Attribute Values: 中(NEW!)

Physical Resistance:3LV(NEW!)

Strengthened Attribute Values: Ruling:4Lv(NEW!)

Rapid Healing:5Lv(NEW!)


Active skills

Demon Path Fang Sword Technique:4Lv(UP!)

Armor Technique:10Lv(UP!)

Unarmed Fighting Technique:6Lv

Mount:5Lv(UP!)

No-Attribute Magic:3Lv(UP!)

Mana Control:6Lv(UP!)

Earth-Attribute Magic:6Lv(UP!)

Life-Attribute Magic:10Lv(UP!)

Alchemy:1Lv

Commanding:10Lv(UP!)

Coordination:9Lv(UP!)

Dismantling:3Lv(UP!)

Spirit Clone Advent:2Lv(UP!)

-Transcend Limits-:6Lv(UP!)

Transcend Limits – Magic Sword:8Lv(UP!)

Surpass Limits: Magic Armor:3Lv(UP!)

Magic Fighting Technique:3Lv(NEW!)


Unique skill

Mububujenge 's Divine Protection

Vandalieu’s Divine Protection(NEW!)

Vida’s Divine Protection(NEW!)




Name: Borkus

Rank: 17

Race: No-Life Mythology hero

Level:

Title: Sword King】 【Reaper of the Former Scylla Autonomous Territory】 【True Giant Slayer


Passive skills

Dark Vision

Super Strength:4Lv(UP!)

Physical Resistance:10Lv

Sword weapon equipped, then Attack Power Enlarged (3) : Very Large(UP!)

Non-metallic armor equipped, then Defense Power Enlarged (3) : MediumNon-metallic armor equipped, then Defense Power Augmented (2) awakened into!)

Intuition:7Lv

Mental Corruption:5Lv

Self Super Enhanced (1)Guidance:1Lv(Self-Enhancement: Guidance awakened into!)

Magic Resistance:4Lv(UP!)

Strengthened Attribute Values: Demi-god Food:10Lv(UP!)

Strengthened Attribute Values: Murder:4Lv(UP!)

Rapid Regeneration:1Lv(NEW!)


Active skills

True Sword King Technique:2Lv(UP!)

Unarmed Fighting Technique:10Lv

Archery:8Lv

Armor King Technique:3Lv

-Transcend Limits-:10Lv

Dismantling:6Lv

Commanding:4Lv(UP!)

Coordination:10Lv

Instructor:2Lv

Transcend Limits – Magic Sword:10Lv

Surpass Limits: Magic Armor:7Lv

Familiar Spirit Demonic Advent:5Lv

Magic Fighting Technique:3Lv(NEW!)

Long-distance Control:1Lv(NEW!)


Unique skill

Vandalieu’s Divine Protection

Talos’s Divine Protection

Vida’s Divine Protection

Farmaun’s Divine Protection




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