『Dark Avalon事件』のimpactがまだ残るOrbaumの防衛力は、下がったままだった。首都を守る城壁は既に復興し、守備隊の面々にはinjure人はそれなりに出ていたが、死者の人数は事件の規模を考えれば最小限に抑えられていると言える。しかし、まだ続く復興作業に人手が割かれているためだ。
ただOrbaumは大国であるOrbaum Elective Kingdomの領土のCenterに存在する首都。防衛力が下がったからといって、敵国の侵攻を受けるには国境から距離がありすぎる。そして、monstersの襲撃はOrbaumに高Rankのmonstersが……そして彼らの支配者が滞在している間は起きないだろう。
だが、敵国やmonstersを恐れる必要がないなら脅威は存在しないのかというと、残念ながらそうではない。上手く見張りをすり抜けてOrbaumに入り、麻薬などの禁制の品の取引や人攫いを働こうと企てる犯罪者が存在するからだ。
「何故そんな事をしようとするのか。実行して無事で済むと思えるのか、何度考えてもさっぱりわからない」
そんな犯罪者達について感想を言いながら、Reinhardtは見回りを続けていた。今日は、既にOrbaumを五周している。
『一部の知能犯以外はGoblinと変わらん。だから、理解する必要はない』
mountain banditや目先の欲にlose衝動的に悪事に手を染め、そのまま裏社会にかかわり続ける者達の多くはそうだ。
十年後自分がどう生きているか、familyを持った時どうするのか、老いて働けなくなった時どうやって生きていくつもりなのかとか、そうした事は考えることを放棄するか逃避する。
今晩美味い酒を飲めるか、良い女を抱けるか、快楽に溺れられるかが重要で、遠い未来の事は考えない。中には関わってしまったがために抜け出したくても抜け出せない者もいるかもしれないが、人ではないLuvezfolにそこまで思い至るのは難しかった。
『我にも覚えがある』
そしてReinhardtを乗せてOrbaumの城壁の周りを飛んで周回しているLuvezfolは、遠い目をしながら溜め息を吐いた。
地上からもよく見える上空五十meterほどの低空を、彼のような体長約百meterの龍が周回する事で、Orbaumに近づく賊は皆無となっている。Orbaumの外から来た一般人達の一部が恐れをなして逃げ帰るという弊害も起きているが……それについては無視されることになった。
どうせ街に入ればUndeadやDemonが……それも並みのadventurerやGuardでは歯が立たない高Rankの存在が闊歩しているのだ。街の中でpanicに陥られるよりは、街に入る前に逃げ帰ってくれた方がいい。そう諦観と共に考えられているらしい。
今、Orbaumに出入りしているpeddlerや旅人は、数々の試練を乗り越えてきた肝が鋼でできている者達なのである。
「えっ、Luvezfol -sanがですか!?」
最近までPauvinaのTamed Monsterの言葉を話すWyvernだと思っていたが、実は十万年以上生きている龍だった事が判明した友人の言葉に、Reinhardtは驚いて聞き返した。
Reinhardtが知っているLuvezfolは、Pauvinaに振り回される事が多いし、妙に小物っぽい言動をする事があるが、物知りで常識人な面もあるからだ。しかし、Luvezfolの若気の至りが及ぼしたimpactは、かなり大きかった。
『ああ、Mardukeを裏切ってDemon King Armyに寝返った後、Vida's Factionにちょっかいをかけ続けた。今になって考えると、あの頃は先の事を……数万年後に起きるだろうVida's Factionの復権や戦力を立て直したAlda's Factionからの攻撃といった将来起こりえることを想像せず、その時どうやって生き残るのかしか考えていなかった。
ただただ奪えるものを奪い、酔えるものに酔い、自堕落に生きる事だけを考えていた』
過ぎた時間の長さがHumanのスケールを超えているし、彼が裏切らなかったとしてもDemon King Guduranisとの戦いの結果に大きな変化はなかっただろうが、少なくともFidirg等のVida's Factionの神が受けた被害は軽くなっていただろう。
それ以外は、Luvezfolが言った通りmountain bandit等の犯罪者とあまり変わらなかった。
『Reinhardt -kunは我のようになってはならんぞ。我は運良くこうしていられるが、一歩間違えれば今頃Vandalieu -samaの腹の中だ。
今の内から将来の事を考えておくのだぞ』
Humanを気にかけ、友人として接するなんて自分も変わったものだ。それも、Pauvina -samaのような圧倒的強者でも、Vandalieu -samaのような強者を凌駕する超越者でもない、多少aptitudeがあるだけのHumanを。
以前の自分が見れば嘲笑っただろう。しかし、Luvezfolは今の自分を不愉快には感じなかった。
(Wyvernから解放されたことで、心が穏やかになっているのかもしれん)
「でもLuvezfol -san、昔のあなたがいるから今私達はこうしていられるんです。だから、もっと気楽にしていていいと思います!」
そして、自分を励まそうと友人が言った健気な言葉が胸に染みた。それを思うと、Vandalieuから重傷を受けた事や、『Storm of Tyranny』共にoctopus beatingりにされた上にWyvernにされた過去も、ここに至るための過程だと考えれば悪く……いや、悪いか。
(まあ、WyvernにされたからこそPauvina -samaのTamed Monsterになれたのだし……Guduranisにsealedを解かれた今もTamed Monsterとしての地位を与えられているのは、今までの積み重ねがあればこそ。そう思えば、悪くないのか?)
そう、最近の濃い時間について思い直したLuvezfolがReinhardtに礼を言おうと口を開いた時、Orbaumに大きな変化が起きた。
『なんだ、あの木は!?』
街中に突然城のように……いや、城よりも高いGiantな木が出現したのだ。
『何かあったのかもしれん! 行くぞ、Reinhardt -kun!』
LuvezfolはGiantな木が突然出現した事について、PauvinaやVandalieu達の身に何か起こったらと、心配しているわけではない。Demon King SlayerのImoutoとDemon King Slayer本人だ。どんな天変地異が起きたとしても、何の問題もなく対処する事だろう。
彼が心配しているのは、明らかに異変が起きているのに自分が駆けつけなかった場合、怠けていたのだろうと仕置きを受けるのではないかという事だった。
「大丈夫ですよ、Luvezfol -san! あれはNoble街の方ですから、きっとVandalieu -san絡みです。僕達が慌てるとそれを見た地上の人達が慌てるので、もう一周してからゆっくり向かいましょう」
しかし、ReinhardtはLuvezfolより毒され……落ち着いていた。彼の言葉を受けてLuvezfolも『それもそうか』と思い直し、見回りを続けてから巨木に向かうことにした。Reinhardt -kunも一緒なら、仕置きを受けることもないだろうし。
持つべきものは、同じ類に呼ばれた友である。
world樹Yggdrasil。それは、この『Lambda』worldに初めて誕生した植物にして、現存する全植物's ancestorとなったとMythに記されている存在だ。
Great Godが人を、そして『Beast God』Ganpaplioが動物をCreationするよりも前に、Yggdrasilはこのworldに芽吹いた。YggdrasilのFruitは生まれたばかりの獣はもちろん、龍やTrue giant達の腹をも満たし、彼らの住み処となった。
それ以後もYggdrasilはAge of Gods EraのGodsやHuman達を支え続けた。
Age of Gods EraのHeroはYggdrasilから落ちた枝から作った弓で危険な獣を狩り、武具の柄や鞘を削り出した。True giantはYggdrasilから切り出したGiantな木材を使って住み処をArchitectureし、龍はその枝で翼を休め、Beast Kingは木陰で眠りについた。
また、大地を豊かにしてまだFarmingに関する経験と技術の蓄積が浅かったGodsや人類を助け、豊かな恵みを与えた。
また、大きなものは天に届く巨木である事から、現代でも-sama々なMythの題材として扱われている。
『Giant God』Zernoが『Giant of the Sun』Talosと『Giant of the Moon』Dianaを生み出すのに必要な太陽と月の要素を取るのに、worldで最も高いYggdrasilに登ったという逸話も創作されている。
Yggdrasilに神のような確固としたegoはなく、blessingsを与えFamiliar Spiritを使わせるような事もできなかったが、人々は恵みを与えてくれるYggdrasilを敬い、感謝していた。
そのYggdrasilはAge of Gods Eraにはworld中に自生していたが、Saplingでも現代の城より高く、成木になれば高山を超え、老木に至るころには文字通り天に届く。その巨体故に数は百を少々超える程度だった。
その百余りのYggdrasilが絶滅した理由は、Demon King GuduranisがこのworldにDemon King Armyを率いて現れ、汚染されたManaであるmiasmaをまき散らしたからだとされている。
それによって、変化した環境に適応できなかったYggdrasilは絶滅してしまった。
「現代ではArtifactの素材として使われている一部が残っているだけ……というのが、通説というか今までの常識だったのだが……う~む」
Yggdrasilに関する解説を終えたLucilianoは、髭を指で何度もしごきながら唸り始めた。それだけ信じがたい事なのだろう。しかし彼がいくら髭をしごいても、片眼鏡を磨いてみても、現実は変わらない。
「念のために確認しますが、EntやSkogsråとは違うのですか?」
「さっきも言ったが、Yggdrasilはmonstersではない。それに神秘的な力や意思があったと記されているMythはあるが、言葉を交わしたというrecordはないのだよ。それに、Eisen本人も違うと言っているじゃないか」
『そうだよぉ。Statusのrace名が変わっているからね』
Vandalieuの確認に、LucilianoとEisen本人はそう首を横に振って答えた。同時に、ざわざわとEisenの背後に佇む巨木も枝を左右に振っている。
「Statusのrace名が違うなら、GrowしたEntやSkogsråではないようですね」
このworldで新種かそうでないか、そしてどんなraceか確かめる方法の一つが、対象の知能が高い場合は当人に聞き取り調査を行ってStatusの情報を得る、というものだ。
Statusはたしかなので、そこにあるrace名が今までrecordされたものでなければ新種であるのは確実なのだ。
「でも、それならおかしいわね」
Darciaはそう言いながら、巨木の"tree bark"に手を当てた。
「Vidaが驚いているのが伝わってきているのだけど……Yggdrasilはmiasmaにとても弱かったのよ。Demon King Armyが現れる前も、Undeadが増えるとSaplingはすぐに立ち枯れてしまう程だったの。
それなのに今のOrbaumの、しかも Silkieの敷地内のVandalieuのすぐ傍でこんなにVitality旺盛でいられるなんて、すごい事よ」
「それもさっき私が言ったように、EisenはYggdrasilであってYggdrasilではない存在、YggdrasilのVariantになったのだよ」
「さしずめ、Iggdrasilという事ですね」
VandalieuがLucilianoに続いてそう適当に名付けると、Eisenが不意に手を挙げていった。
『たった今、あたしのStatusのrace名が『YggdrasilのVariantのSapling』から、『IggdrasilのSapling』に変わったよぉ』
「何故でしょう?」
「maybe、VandalieuがEisenの生みの親だからじゃないかしら?」
「それに、師ArtisanはEisenのTamerだろう? 命名権をGods of Statusが認めたのではないかね?」
そう言われたVandalieuは、とりあえず天を仰いで呼びかけた。
「ありがとうございます。でも俺はHumanですよー」
「師Artisan、私は別にGods of Statusがここを見ていると言った訳ではないよ」
「Vandalieuったら……」
『よしよし……』
Lucilianoに軽く呆れられ、DarciaとEisenには可哀そうな子を見る目で頭を撫でられるVandalieu。
「それは残念。ところでEisen、main bodyとCloneに分かれている感じですか?」
『ん~、特にないねぇ。いつの間にか【Parallel Thought Processing】と【Twin Body】ってskillがあるよ』
Eisenが言うには、体は分かれていても心は明確につながっているそうだ。樹木とEisen、どちらの感覚も同時にあり、問題なく同時に動かせるらしい。
「【Twin Body】という事は樹木とmain body、どちらもmain bodyという事なのでは?」
『なら、樹木とEisen、どちらかが倒されればもう一方も死んでしまうということ?』
「どうかしら。Rank upしたときは樹木に変化して、そのあと樹木からEisenが分離してどちらもmain bodyという事なら、逆かもしれないわ」
「逆……つまり、もしどちらかが倒されても片方が無事ならrevivalできるという事ですか。それは……旦那-sama並みの不死性なのでは?」
BellmondとIsla、Eleonoraがそう話している。城よりGiantな樹木を切り倒す存在はそうそういない。
IggdrasilがMythに語られているYggdrasilと同じ性質を持っているのなら、猶更だ。
しかも、Eisenは【Physical Resistance】と【Magic Resistance】、さらに【Super Rapid Regeneration】や【Vitality Enlargement】といったskillを持っている。それが樹木部分にも効果を発揮しているのなら、樹木部分を倒すのは同じ大きさの城砦を爆砕するよりもずっと難しいだろう。
『Vandalieu -sama並み……Vandalieu -samaと同じなんて、うらやましいわね』
「不死性では俺並みどころか、今のEisenの方が上だと思いますよ。俺はまだ、main bodyは増やせませんし」
main bodyを増やそうと試みているVandalieuだったが、今のところまだ成功していなかった。main bodyである自分そっくりのBodyを持つCloneなら作る事ができるが、新たに作ったCloneはDemon King Familiarを創る事ができなかったのだ。
Cloneを新たに創れない以上、それはmain bodyではない。main bodyそっくりなCloneである。
『そんなことないよぉ』
『Bocchan、もっと自分に自信を持ってください』
「旦那-sama、それは謙遜が過ぎるかと」
「Van -samaに不死性で匹敵するのは、Knochenぐらいでしょ」
『次点でLegionね』
しかし、同意は得られなかった。
「何故? 俺のmain bodyは俺だけなのに」
「そうかもしれないけど、Vandalieuの場合はmain bodyの数の問題じゃないと思うの。それに、冥-chanに憑いているBandaや、another worldにいるVandalieuはただのCloneではないでしょう?」
「たしかにそうですが、でも……」
冥に憑けるために魂の一部を千切って創ったBandaや、『Origin』worldの神の一部になっているVandalieu、通称Goddalieu。彼らはDarciaが言うように、ただのCloneではない。
Mentalはつながっており、こうしている今も感覚やMemoryを共有し、意見交換も行うことができる。それは他のDemon King FamiliarやClone、countlessに存在する思考と同じだ。だが、Bandaは魂を分けている。Goddalieuは、originallyはVandalieuではない『God of Origin』の一部からVandalieuの一部になった。
だから、Vandalieuがもし何かが原因で死んだとしてもBandaとGoddalieuは存在し続けることができると思われる。Cloneを生み出せない以上、main bodyとは言えないだろうが。
しかし、そこまで考えたVandalieuはふと思った。
(ん? 何故Cloneを生み出せるとmain bodyである証拠になる? その根拠は何だ?)
それまで当然だと思っていたことに対する疑問。よく考えてみれば、そもそもCloneを作る事ができる存在は珍しい……irregularなのだ。
だからCloneを創る事ができる事を条件から外して、main bodyについて考えるべきではないのか。では、main bodyとは何なのか。何によってVandalieuのmain bodyとVandalieuのCloneは区別されているのか……。
「何か、重大なヒントを得た気がします。ありがとう、kaa-san」
「そう? Vandalieuが大丈夫ならkaa-sanはそれで十分だから、無理しないでね」
「はい。しかし、今は俺よりもEisenです。Eisen、他に気になるskillはありますか?」
『【Ground Fertile Transformation】ってskillがあるねぇ』
「大地肥沃化ですか」
『肥沃じゃなくて肥妖だよぉ』
字が違うと、背中から生えている枝で地面に書いて見せるEisen。それを見比べた一同は、Yggdrasilのようにただ周囲の大地を肥沃にするだけではなさそうだと察する。
「とりあえず、Orbaumで試すのはやめた方がよさそうね」
「そうですね。都市部の土が豊かになっても、雑草が繁茂するだけになるかもしれませんし」
『畑は城壁の外だものね。Vandalieu -sama、【Body World】で試したらどうかしら?』
「それが手ごろですね。丁度、Mashkzarも家庭菜園を始めたようですし」
VandalieuのBody Worldの一つに軟禁されている前Amid Empire Emperor Mashkzarは、自分が生活する小屋や必要な家具を作り終わると、次は家庭菜園に手を出していた。
「……Vandalieu、食料は十分あげているのよね?」
「もちろんです。なんでも、以前からEmperorを辞めたら庭弄りをしたかったそうですから、趣味の一環なのでしょう」
「思った以上にVan -samaの中をエンジョイしているのね」
「おい、ちょっといいか?」
Vandalieu達がワイワイと話していると、疲れた表情のRandolphが庭に入ってきて声をかけた。
「俺はお前達絡みの事だとは察していたし、緊急事態じゃない事も分かっていたが、そうじゃない連中も多い。だから説明してもらうぞ」
「はい」
Corbit Elected King達にはVandalieuが説明し、一般市民にはDarciaが「EisenがRank upしYggdrasilのFollowersになった」と説明した事で、とりあえず事態は収まったのだった。
Eisenの樹木部分をとりあえず【Body World】に収納したVandalieuは、新たなJob changeをするためにSamのcarriageのroomに入った。
Demon King Familiarとの接続距離に制限がなくなったため、彼には日々大量のExperience Pointが入っているのだ。
《選択可能Job 【Fallen Musha】 【Insect Nin】 【Eclipse Cursecaster】 【Creator】 【Tartarus】 【Aramitama】 【Hell Battery Cannoneer】 【Hell Beast User】 【Hollow Shadow Warrior】 【Balor】 【Abaddon】 【Demogorgon】 【Soul Eater】 【God Eater】 【Nergal】 【Rakshasa King】 【Shaitan】 【Chiyou】 【Ouroboros】 【Rudra】 【Blood Ruler】 【Demonic Lightning Warrior】 【Juggernaut】 【Crazy Muscle Artist】 【Apep】 【Azathoth】 【Taotie】 【Guidance Master】 【Change Guider】 【Spirit Guider】 【Hollow Boundary God Mage】 【Divine Spirit Therapist】》
「よし、新しいJobとしてNeo Vandalieuやsuper Vandalieuは出ていませんね」
よかったと、既に【Vandalieu】のJobを発見しているVandalieuは安堵の溜め息を吐いた。
「では、予定通り【Change Guider】を選択」
Heinz達の動向が分からず、AldaがRodcorteを見限るなど行動をより過激なものにしているが直接叩きに行けない。
そして、Orbaum Elective Kingdomの各Duchyの人々をGuiding必要がある。そのため、今はGuider系Jobを優先する事にしたのだ。
《【Change Path Enticement】、【Guidance:Change Path】のskillを獲得しました!》
《【Alaya-Vijnana Enticement】に【Change Path Enticement】が、【Guidance:Alaya-Vijnana】に【Guidance:Change Path】がintegrationされました!》
《【Constant Mana Super Recovery】、【Extreme Enhancement Followers】、【Divine Venom Secretion:fangs爪tongue】、【Super Mana Recovery Rate Increase】、【Vitality Enlargement】、【Ability Values Augmented (2):Reign】、【Ability Values Augmented (2):Target of Faith】、【Golem Genesis】、【Simultaneous Multi-cast】、【Singularization】、【Group Coordination】、【General Commanding】、【Spirit Tuning】 【Soul Encroachment】skillのlevelが上がりました!》
・Name: Vandalieu Ark Hillwillow Solder Zakkart
・Race: Dhampir(Mother: Goddess)
・Age: 13age
・Title: 【Ghoul Emperor】 【Eclipse Emperor】 【Guardian of the Cultivation Villages】 【Vida's Miko】 【Scaled Emperor】 【Tentacle Emperor】 【Champion】 【Great Demon King】 【Oni Emperor】 【Trial Conqueror】 【Transgressor】 【Black Blood Emperor】 【Dragon God Emperor】 【King of the Stalls】 【Genius Tamer】 【True Ruler of the Red-Light District】 【Patron Saint of Transforming Equipment】 【Goddess Liberator】 【Giant Emperor】 【Savior】 【Demon King Slayer】
・Job: Change Guider
・Level: 3
・Job History: Death-Attribute Mage Golem Transmuter Undead Tamer Soul Breaker Venom Fist User Insect User Tree Caster Demon Guider Archenemy Zombie Maker Golem Creator Corpse Demon Commander Demon King User Nether Guider Labyrinth Creator Creation Guider Hell Healer Disease Demon Magic Cannoneer Spirit Warrior Fragment Bestower Dream Guider Demon King Demiurge Whip Tongue Calamity Divine Enemy Dead Spirit Mage String User Great Demon King Vengeful Berserker Destruction Guider Hell King Mage Pale Rider Chaos Guider Divine Guider God Destroyer Hollow King Mage Divine Spirit Mage Dungeon Master Qliphoth Demon Ruler Spirit Tuner Magic Wand Creator Artisan: Transformation Equipment Hell World God Mage Hell Demon King Pandemonium Soul Fighter Vandalieu True Demon King Yin Guider
・Ability Values
・Vitality: 1,141,992+(228,398) (326,616UP!)
・Mana: 98,685,440,325+(98,685,440,325) (53,172,170UP!)
・Strength: 596,342+(44,725) (4,787UP!)
・Agility :439,062+(32,929) (8,666UP!)
・Endurance :558,948+(41,921) (9,666UP!)
・Intelligence :622,890+(46,716) (7,114UP!)
・Passive skills
Super Strength:5Lv
Super Rapid Regeneration:10Lv
Hell World God Magic:9Lv
Status Effect Immunity
Magic Resistance:10Lv
Dark Vision
Alaya-Vijnana Enticement(Change Path Enticement integrated!)
Null Chanting
Guidance:Alaya-Vijnana(Guidance:Change Path integrated!)
Constant Mana Super Recovery:3Lv(UP!)
Extreme Enhancement Followers:4Lv(UP!)
Divine Venom Secretion:fangs爪tongue:3Lv(UP!)
Infinite Body Expansion and Contraction:tongue
Unarmed Attack Power Enlarged (3) : Medium
Body Part Enhanced (1)(Hair, Claws, Tongue, Fangs):6Lv
Magic Thread Refining:7Lv
Mana Enlargement:10Lv
Super Mana Recovery Rate Increase:3Lv(UP!)
Firing Magic Cannon Attack Power Enlarged (3) : Small
Vitality Enlargement:2Lv(UP!)
Ability Values Augmented (2):Reign:6Lv(UP!)
Ability Values Augmented (2):Target of Faith:3Lv(UP!)
Strengthened Attribute Values: Vidal Empire:6Lv
Self-Regeneration: Cannibalism:6Lv
Augmented Attribute Values: Cannibalism:6Lv
Increased Attack Power Materialized Soul : Large
Murder Healing:9Lv
Self-Reinforcement: Murder:9Lv
Staff weapon equipped, then Magic Power Augmented (2) : Small
All Ability Values Augmented (2) : Large
・Active skills
Bloodrule:9Lv
Overpowering Burst:2Lv
Golem Genesis:3Lv(UP!)
Hollow Boundary God Magic:4Lv
Precise Mana Control:8Lv
Therapy:2Lv
God Alchemy:5Lv
Soul Dressing Destruction Demon God Arts:2Lv
Simultaneous Multi-cast:10Lv(UP!)
Singularization:3Lv(UP!)
Realization:8Lv
Group Coordination:8Lv(UP)
Super High-speed Thought Processing:9Lv
General Commanding:7Lv(UP!)
Death Thread Reeling Technique:1Lv
Grudge Throw Arts:4Lv
Hell Scream:1Lv
Divine Spirit Magic:8Lv
Hell Demon King Artillery Technique:1Lv
Demon World Binding Technique:3Lv
Fragment Trascend Limits:7Lv
Spirit Tuning:6Lv(UP!)
Whip Technique:5Lv
Spirit Form Transformation: Thunder
Staff Technique:5Lv
High-Speed Flight:4Lv
Musical Instrument Performance:4Lv
Dancing:2Lv
Muscle Technique:7Lv
Magic Fighting Technique:5Lv
・Unique skill
God Devourer:10Lv
Soul of Multiple Different Appearances
Soul Encroachment:2Lv(UP!)
Labyrinth Dominator:1Lv
Great Demon King
Root
Divine Enemy
Soul Devour:10Lv
Vida’s Divine Protection
Gods of Earth's Divine Protection
Soul Cluster
Zantark’s Divine Protection
Existence Cluster
Soul Form:8Lv
Demon King's Demon Eye
God of Origin
Ricklent’s Divine Protection
Zuruwarn’s Divine Protection
Perfect Recording
Surpass Limits Soul:7Lv
Mutagenesis
True Demon King
Demi-God
Botin’s Divine Protection
Peria’s Divine Protection
Body World
・Curse
Experience gained in previous life not carried over
Cannot learn existing jobs
Unable to gain experience independently
「おや、もうlevelが上がっている」
この分ではまた近いうちにJob changeを行うことになりそうだ。……次も、Neo Vandalieu等が出なければいいのだが。
そう思いながら、VandalieuはJob change roomを後にした。
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●Monster explanation::IggdrasilのSapling Luciliano著
Mythの時代に絶滅したworld樹Yggdrasil。そのmiasmaに適応したVariantが、Iggdrasilと師Artisanによって命名された。
miasmaに適応している事、そして確立したegoを持ち自ら根を足代わりにして動き回り、Status systemに適応しておりskillを獲得している等、Yggdrasilとは異なる点が多い。
その最大の相違点として、樹木からEisenが分離して活動する事が可能という点だ。本人に確認したところ、樹木とEisen、どちらもmain bodyであるらしい。この相違点は、EisenがRank upしたからなのか、Iggdrasil全体の特徴なのかは不明である。
あらゆるFruitを通常と同じ大きさから人よりGiantなSizeで実らせることが可能で、その枝や"tree bark"はOrichalcumに匹敵するほど固く、葉やSapの薬効はそれだけで並みのpotion以上の回復効果と解毒効果を得られる。
樹木部分の動きは鈍重で小回りが利かないが、その巨体故に全体としては早い。また、やろうと思えば自ら横倒しになって回転する事で広範囲の存在を轢く事ができる。
また、炎にweakように思えるが体内に大量の水分が蓄えられており、火がつけられてもそれを自ら噴射する事で消し止めることが可能。
そしてEisenの部分は、以前のEisen同-samaの高い戦闘Abilityを誇っている。
試食したCuoco Ragdewによれば、どの果物も大きくなるほど味は凡庸に近づくが最大Sizeの物でも市場に並ぶ高Class品と同じであるらしい。また、Sapは天上の甘露と評しても足りない程で、若葉は天ぷらや胡麻和えにすると美味く、細かく刻んでsauceやスムージーにしても良いそうだ。
MythではYggdrasilは大地を豊かにしたと記されており、Iggdrasilにも似たAbilityがある。しかし、Iggdrasilの場合は肥沃にすると同時にmiasmaをばらまくので注意が必要だろう。
また、樹木部分には早くもコケやキノコ、蔦など-sama々な植物がInfestしており、いつの間にか蟲型等のmonstersやDemon King Familiarも住み着いているようだ。さらに、洞の中には師Artisanが潜んでいることもある。
そして、この個体は大きさからconjectureするとStatusにある通り正真正銘まだSaplingである。
ちなみに、countlessになっているFruitからとった種を植えてもIggdrasilは増えない可能性が高い。Yggdrasilは千年に一回一つだけなる『Yggdrasilの実』からとれる種からしか増えなかったとされる。
そのため、Iggdrasilにも『Iggdrasilの実』がなり、そこからとった種でしか増えないとconjectureされる。……師Artisanなら植物型のmonstersからRank upさせて増やしそうだが。
●Skill explanation::Ground Fertile Transformation
使用者を中心として、level×十kilometerの大地を植物の栽培に適した肥沃な土地に変える事ができるUnique skill。Activateまで丸一日かかり、効果は一年間持続する。Activateまでの間、使用者は効果を及ぼしたい範囲から出てはいけない。
また、度合いを上下させる事はできるがskillをActivateすると効果範囲内をmiasmaで汚染してしまう。最小なら、十年続けてもDevil Nests化しない程度にできるが、最大限汚染しようとすれば一度の使用で準Devil Nestsに、二度で完全なDevil Nestsにできる。
このskillでDevil Nestsと化した場所では、植物型のmonstersやGolemが多く出現するとconjectureされる。
●Skill explanation::Twin Body
双方がmain bodyである事を示すUnique skill。Eisenの場合は、樹木部分とEisen部分が該当する。
樹木部分とEisen部分はお互いがmain bodyであるため、Eisenがもし致命的なDamageを受けて死亡しても、すぐに樹木部分からrevivalする事が可能。逆に、樹木部分が切り倒されてもEisenからすぐにrevivalする事ができる。
またお互いにmain bodyであるため、分かれて活動するのに距離や時間の制限はない。ただし、Cloneではないためお互いの数を二体以上に増やすことはできない。
●Job解説:Yin Guider Luciliano著
世間一般に言う日陰者、Slum街や路地裏で暮らす者達や表からは見えない裏の社会で生きる者達をGuiding Job。また、表社会にいる者を日陰へとGuiding Jobでもある。
しかし、師Artisanの場合は他のGuider系Jobを獲得済みであり、また為政者でもある事から後半の効果はないに等しくなっている……はずだ。
しかし、最近生きているうちからUndeadになろうとする者や、Hell raceになる事に挑戦しだす国民が増えている気がするのだが……まだたしかな統計が出ているわけではないので、確実なことは言えないがこのJobのimpactが出ているのかもしれない。