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Chapter 283: 増えるGuiderと動揺するGods

 GohnDefense Corpsの今回の被害は、Vandalieuを初めて撃退した戦いに次ぐものになった。

 偽Cuatroの爆発は、前回の教訓を活かして咄嗟にmagicで物理的に存在する岩や氷の防壁を創りあげた事と、『God of the ReflexionsLarpan達がGufadgarnLegionの足止めから、Gohn達の守りに切り替えた事。そして、そもそも爆発のAttack Powerが前回よりも軽かった事が幸いし、直接の被害は少なかった。


 だが、『Beast King of Marine BirdsValfazが討ち取られ、Continentに墜落した『Iron GiantNabangerの死亡が確認された。

 比較的軽い傷で済んだDemi-God達も、すぐに元通り戦える程軽傷ではない。


 そしてDefense Corpsの主導的なmember、現場CommanderGohnRight Armに酷い火傷を負い、Blateoも利き手の指を四本圧し折られている。二人よりは軽いが、Madrozaも腹部に傷を負った。

 しかし、被害はそうした目に見えるものだけではなかった。


『恐らく、前回と今回の襲撃は、我等space attributeの神の存在を確認し、どれほどGufadgarnLegionの【Teleportation】を妨害できるのか、力量を見るためのものだったのだろう』

 『God of the ReflexionsLarpanconjectureに、Gohn達は苦い顔をした。


 戦いの序盤、VandalieuCuatroの船首に現れ降伏を勧告してきた。その後、本物しか使えない(と、Gohn達はconjectureしている)magicを放った。

 その事から、Cuatroも本物だとGohn達は判断した。いや、本物のVandalieuが乗っている以上、Cuatroが偽物だったとしても自爆する事はないと思い込んでしまったのだ。


 先の戦いでspace attributeの神が待機している事は、Vandalieuにも伝わったとGohn達も分かっていた。だから、妨害される事が分かりきっている【Teleportation】以外の移動手段を、自ら使い捨てにするとは考えられなかったのだ。

 だが、実際には偽Cuatroは自爆し、Vandalieu達はGohn達に追撃を加えずに逃げ、今も健在のはずだ。


『奴は、我々の陣容を知り、戦力を削り、Larpanの力量も知ったはずだ。恐らく、次此処に現れた時は、Botinの元まで一気に押し通るつもりだろう』

『落ち着いている場合か、Gohnよ! まだ貴-samaが集めているDemon KingContinentmonsters共も数が足りないのだぞ! 埋める穴が大きくなるばかりで、一向に進んでいない!』


Blateo、落ち着いてください。Vandalieuが再び現れるまで、これまでの戦いからconjectureすれば、すぐには来ません。彼らも消耗している筈です』

 二度目と三度目の襲撃が行われるまでに、数日の間があった。恐らく、その数日で爆発する偽の船を用意しているはずだ。


 だから、今度も次の襲撃まで数日以上の間があるはずだとMadrozaは唱えた。

『分からんぞ。次の襲撃でBotinの魂を喰らうつもりなら、作るのに時間がかかる爆発する偽の船は作らんかもしれん』

MadrozaVandalieuが明日来るのか、それとも数日後に来るのかは分からない。だが、その前に戦力を取り戻し、迎撃する準備を進めなければならないのは変わらない』


 そうBlateoLarpanの二柱に説得されたMadrozaは、その言い分を『確かに』と認めつつも、ただ引き下がりはしなかった。

しかし、徒に動いても事態は悪化するばかり。Blateo、その傷ではこのContinentmonstersをかき集めようとしても、反撃を受けるのが関のでしょう』


 Gohnが以前出した戦力補強案は、monstersに落ちた子孫、GIANTや竜種を集め、それをVandalieuに対する使い捨ての駒とするという案だった。

 certainly説得や取引で集めるのではない。脅し、追い立てるようにして集めているのだ。tacticsへの理解や、自分達とのCoordinationは最初から期待していない。


 ただVandalieuChargeしてくれればそれで十分だ。だからNineroadがかつてTamed Monsterに行ったようなTrainingや、絆を育む必要はない。そして、敵側に寝返ったとしても惜しくはない。

 『God of ThundercloudsFitunが、Moksiを攻めた時にmonstersを使った時、Thunder DragonVandalieuを恐れて逃げるか、懐いてTamerされてしまった事があった。


 それと同じ事が起きたとしても、構いはしない。数頼みの捨て駒だ。寝返ったmonstersごと、攻撃すればいいだけの事。

 もし、Vandalieuがそんなmonstersに情けをかけて守ろうとするなら、彼の動きを妨害できる可能性があるので、逆に儲けものだ。


 しかし、数頼みの捨て石でもDemon King相手に使う以上、ある程度の質がいる。Fitunが使ったThunder DragonMountain Giantと同じ程度では、あの空飛ぶ船の攻撃ですぐ蹴散らされてしまうだろう。

 だからDemon KingContinentを駆け廻り、Rank10以上の強いmonstersをかき集めていたのだが……今BlateoGohnは片手が使えない事にmonstersが気づいたら、隙を見て逃亡や反撃を企てるかもしれない。


『むぅ……たしかに』

BlateoLarpan、儂も言わなければならない事がある。防衛線をContinent沿岸の海域から、沿岸に下げるつもりだ』

Gohnっ、貴-sama正気か!? それではVandalieusealedに近づく事になるぞ! それだけではなく、Madroza達を海から遠ざける事になる。どういうつもりだ!?』


『これ以上、奴を海の上で迎え撃つのは無理だ。それに、あの場所ではPseudo-Divine Realmから距離があり、Sirius -dono達が行える援護に、限りがある』

 『God of War HornsSiriusのように、Demi-Godと違いBodyを持たない純粋な神が地上にAdventするのは、Age of Gods Eraならともかく現代では難しい。大量の力を消費する為、短時間のAdventでも力を使い果たし、永い眠りにつかなければならなくなるからだ。


 だが、現代でも地上に力をあまり消費せずにAdventする方法がある。その一つがPseudo-Divine Realm、地上の一定のspaceGodsの住まいであるDivine Realmに近づけたspaceへのAdventだ。


 Gohn達はこのPseudo-Divine Realmを、Demon KingContinentに幾つも創り上げており、Sirius達がAdventする場や自分達が休息を取るための安全地帯として使用している。


 だが、所詮はPseudo-的なDivine Realmだ。神は地上にAdventしている間はPseudo-Divine Realmの外に出る事は出来ない。またPseudo-Divine Realmの製作と維持は、本来なら簡単な事ではない。

 大量のManaか、大規模な宗教的な儀式が必要とされ、Pseudo-Divine Realmを機能させるにはそれを定期的に捧げ続けなければならない。


 Gohn達はその大量のManaを、Demon KingContinentmiasmaで賄っていた。まるで異界のように環境が歪む程、Demon KingContinentにはmiasmaが満ちている。Pseudo-Divine Realmを幾つか維持した程度では、何のimpactもない。


 そして、Pseudo-Divine Realmの維持に使ったContinent中のmiasmaが凝縮され、周囲にばら撒かれても、これ以上汚染されようがない。

 だが、これ以上Pseudo-Divine Realmを作るのは難しい。Sirius達に遠方からManaの籠った曲を弾く以上の援護を求めるなら、もっと近づいてもらわなければならないというのに。


『初戦でVandalieuを討ち取るどころか、痛手も負わせられなかった時点で、海上で迎え撃ち続ける事は出来なかったのだ。

 追い込まれたと考えるな、奴らを懐まで誘い込んで討つ戦略だと考えてくれ』


『ぬぅ……仕方あるまい。貴-samaが集めているmonstersも、半数は飛べんのだからな』

 渋々ではあったがBlateoも納得した事で、Defense CorpsVandalieuの次の襲撃に備えて立て直しを図るため、動き始めた。




 Kanakoから重大な相談がある。それを聞いたVandalieuは最初、次のConcertについてか、それとも親しくなった現地採用memberの本採用か、もしくは不治のDiseasebody partの欠損に苦しむ人と知り合いにでもなったのかと思った。


 しかし、その予想は外れた。

VanGuiderが出ちゃいました」

「……Idol志望の人が他にもいたのですか?」

Van、それは『同志』です。あたしが言っているのは、Guiding方のGuiderです。Guider Jobが出たんですよ、あたしにも」


 Kanakoが言うには、この前Gartlandで行ったDungeon攻略と今日のStageで、levelが百に到達したのでJob changeをしようとしたらしい。すると、選択可能Jobの中にGuider Jobが出現していたのだ。

「【Entertainer Guider】っていうnameの、Vanには出ていないJobでしたけど……大丈夫でしょうか?」

 そう言って心配そうな顔をするKanakoの肩には手を置いて、Vandalieuは答えた。


Kanako、心配する事は何もありません。大丈夫、Guider Jobが出たからと言って、変なJobばかり出るようにはなりません」

「……ええっと、そういう心配をしている訳じゃないんですけど」

「え、そうなんですか?」


 表情は変わっていないが、Vandalieuが本気で驚いているのに気がついたKanakoは、「当たり前です」と言った。

Vanと比べれば普通の範疇でしょうけど、あたしのJobも世間一般の人達からすると十分変ですからね」

 【Apprentice Thief】に始まり、【Mage】や【Archer】から普通に続いて来たと思ったら【Fireworks】と言う、Human社会では未知のJobに就き、その後は【Magical Girl】や【Magical Idol】……Vandalieuと比べなければ、十分変だ。


「あたしが心配しているのは、Jobに就いた時Guidanceがぶつかり合って、効果が相殺されたり、弱くなったりするんじゃないかって事です。

 歴史上、二人以上のGuiderが一緒にいた事はそうないんでしょう?」


 Guiderは、本来ならそう現れる者ではない。一時代に一人が基本だ。

 world規模の乱世でChaosとしていた時代には、Guider Jobを持つと言われている指導者が十人以上同時に存在していた事があるが……殆どはただの騙りであり、確実にGuiderだったのは二人だけだったという事が現代では明らかになっている。


 だから、Kanakoの心配も尤もだ。だが、Vandalieuは「大丈夫だと思いますよ」と言った。

「確かに歴史上はないですが、legendではあります。十万年以上前、Demon King Guduranisと戦った七人のChampionは、全員がGuiderでした。ようは、Guidanceの中身の問題でしょう」

「中身ですか? 例えば……Vanみたいに、Undeadを対象にしたGuidanceや、一部のmonstersを対象にしたGuidanceみたいな?」

「ええ、そうです」


 Vandalieuは、二人以上のGuiderGuidanceがぶつかり合うとしたら、それはGuidanceの内容によるのではないかと考えた。Guidanceとは、思想であり主義である。共存できる思想や主義主張があるように、相反する思想や主義がある。Guidanceもそれと同じだ。


 certainlyGuider本人達が共存や衝突を回避するための努力をし、棲み分けを行うなどすれば、ぶつかり合う事を避ける事も可能だろう。

 十万年前のChampion達も、Production relatedと戦闘系に分かれて反目していたが、それでも最低限以上の協力は維持されていたそうだし、敵対する程ぶつかり合う事も表面上はなかったと、VandalieuGodsから聞いている。


Entertainment PathがどんなGuidanceなのか詳細はconjectureするしかありませんが、nameKanako自身のこれまでの行動からだいたい分かります。俺のGuidanceと衝突する事はないでしょう」

 【Entertainer Guider】とはつまり、KanakoのこのworldでのIdol活動によるものだろう。人気者や偶像と言う意味以外でのIdolを、このworldに初めてもたらしたのが彼女である事、そして自分だけではなくこのworldで生まれ育った者達もIdolになるよう勧め、教えた。だから出たのだ。


 そしてVandalieuは、KanakoIdol活動を後押ししている。Transformation Equipmentを求められるまま作って渡し、KnochenStage、自身のCloneを機材や、最近では演奏者として貸している。

 Human社会でもTransformation Equipmentproducerとして、Stage debutしているDarciaの息子として、Kanakoに協力している事は知られている。


 仮に今後VandalieumusicEntertainmentに関するGuider Jobを発現させても、Kanakoの【Entertainer Guider】とぶつかる事はないだろう。


「……分かりました。じゃあ、早速【Entertainer Guider】になって来ます! Ability Valuesの成長率やskill補正が美味しいそうですし、Guidanceimpactで、お客-sanが今より増えそうですからね!」

「行ってらっしゃい」

 普通のGuiderは、Vandalieuのように簡単に他者をGuiding事は出来ない。己の思想を教え、少しずつGuidanceを広げていくものだが、Kanakoの場合は芸……歌とdanceGuidingのだ。


 Vandalieu程ではないだろうが、Stageの度にGuidanceが広がる事だろう。ただ、気がかりなのはconjectureされるGuidanceの対象が、観客だけではない事だ。

「……MelissaZadirisには、今の内に教えておいた方が良いでしょうか?」

 Kanakoがこれから得るGuidanceは、同じStageに上がる仲間にもimpactを与えるはずだ。数回だけ仕方なく協力したMelissaや、自分以外にPrincessを増やす為に協力しているZadirisが、導かれる可能性がある。


「さっき、カナ-chanが『Guiderになってきます』って笑いながらJob change roomに向かって行ったけれど、悩みは解決したみたいね」

「はい、kaa-san。……自分で広めているのなら、俺が言いに行かなくてもいいでしょうか?」

「もしかして、Melissa -chanZadiris -sanの事? なら大丈夫よ、二人にその気が本当にないなら導かれないし、導かれたら本当はその気があったって事だもの」


「それもそうですね」

 Darciaの言葉に、Vandalieuは即座に納得した。実際、Darciaの言う通りEnticementされる条件が揃っていなければGuidanceimpactを受ける事はない。


 しかしVandalieuは気がついていなかった。Guider Jobは、Job change可能なJobとして出現する前から周囲にimpactを与えているという事に。

 それはAbility Valuesskillに数字として表れる事のない、僅かなimpactだ。しかし、そのimpactKanakoGartlandでのStageから、同じGuiderであるVandalieuには分かる程度に発揮していたのだ。


 つまり、渋々だが手を貸してしまうMelissaや、Kanakoが留守にしている間現地採用のmemberと一緒にStageをこなしていたZadirisは、既に導かれている……手遅れなのである!


「とりあえず、今日はお祝いなのでValfazのソテーやチキンカツ、チキンcurryでお祝いしましょう。あと、Valfazfeather毛で何か作りましょう」

「討ち取った相手でカツを揚げる……ちょっと皮肉ね」


 そんな事を母子で話した後、VandalieuJob change roomに向かい、水晶球に触れた。


《選択可能Job 【Hell King Mage】 【Fallen Musha】 【Insect Nin】 【Dungeon Master】 【Chaos Guider】 【Hollow King Mage】 【Eclipse Cursecaster】 【Demon Ruler】 【Creator】 【Pale Rider】 【Tartarus】 【Aramitama】 【Hell Battery Cannoneer】 【Magic Wand Creator】 【Soul Fighter】 【God Destroyer】 【Qliphoth】 【Hell Beast User】 【Spirit Tuner】 【Artisan: Transformation Equipment】 【Hollow Shadow Warrior】 【Balor】 【Abaddon】 【Demogorgon】 【Soul Eater】 【God Eater】 【Nergal】 【Rakshasa King】 【Shaitan】 【Chiyou】 【Divine Spirit Mage】 【Ouroboros】 【Rudra】 【Blood Ruler】 【Demonic Lightning Warrior】 【Yin Guider】(NEW!) 【Divine Guider】(NEW!) 【Juggernaut】(NEW!)》


「また増えましたね……しかもGuiderが二つも」

 【Yin Guider】は、陰をGuidingのか、陰にGuidingのか……Demon GuiderNether Guiderに近いJobだろうか? もう一つの【Divine Guider】は、何が原因で出たのかは分かった。


GufadgarnBaciasを導いたからでしょうね」

 神をGuiding Jobだから、そうなのだろう。ただ、そう考えると出るまでに時間がかかり過ぎている気もする。もしかすると、神の領域へ……Rank13以上に他者をGuiding Jobなのか、単に一定以上の神を導かないと出現しないJobなのかもしれない。


 そして【Juggernaut】だが、どんなJobなのか、Vandalieuの知識ではよく分からなかった。maybe、『Earth』のMythlegendにある何かのnameなのだろうが。

(【Perfect Recording】があっても、知らないものは知らないままですからね)

 【Perfect Recordingskillを得た後にも『Earth』を訪れていて、その際には新たな知識を仕入れているが、【Rudra】と【Juggernaut】に関する知識はなかった。


「まあ、よくわからないJobが増えるのはいつもの事です。さて、次はどうしましょうか?」

 【Destruction Guider】ではskilllevelは上がっても、Ability Valuesは上がらなかった。Ability Valuesを上げるために他のGuider Jobを選ぶか、今の主な敵はDemi-Godだから、【God Destroyer】や【God Eater】でも良いかもしれない。


「では、【Hell King Mage】を選択」

 他のGuider Jobを選んでまたAbility Valuesが上がらなかったら困るし、Demi-God達と戦うにも【Hell King Magic】を使う。それに、Botinsealedから解放するのに使うのも、【Hell King Magic】だ。そろそろ【Hell King MageJobを選ぶべきだろう。




《【Hell King Magic】、【Chant Revocation】、【Divine Spirit Magic】、【Spirit Tuningskilllevelが上がりました!》




Name: Vandalieu Zakkart

Race: Dhampir(Mother: Goddess)

Age: 11age

Title: Ghoul Emperor】 【Eclipse Emperor】 【Guardian of the Cultivation Villages】 【Vida's Miko】 【Scaled Emperor】 【Tentacle Emperor】 【Champion】 【Demon King】 【Oni Emperor】 【Trial Conqueror】 【Transgressor】 【Black Blood Emperor】 【Dragon God Emperor】 【King of the Stalls】 【Genius Tamer】 【True Ruler of the Red-Light District】 【Patron Saint of Transforming Equipment

Job: Hell King Mage

Level:

Job History: Death-Attribute MageGolem TransmuterUndead TamerSoul BreakerVenom Fist UserInsect UserTree CasterDemon GuiderArchenemyZombie MakerGolem CreatorCorpse Demon CommanderDemon King UserNether GuiderLabyrinth CreatorCreation GuiderHell HealerDisease DemonMagic CannoneerSpirit WarriorFragment BestowerDream GuiderDemon KingDemiurgeWhip Tongue CalamityDivine EnemyDead Spirit MageString UserGreat Demon KingVengeful BerserkerDestruction Guider



Ability Values

Vitality: 577,752

Mana: 8,940,478,230+(8,046,430,407)

Strength: 59,631

Agility :52,968

Endurance :63,430

Intelligence :68,171




Passive skills

Monstrous Strength:6Lv

Super Rapid Regeneration:4Lv

Hell King Magic:10Lv(UP!)

Status Effect Immunity

Magic Resistance:9Lv

Dark Vision

Enticement Dark Demon Creation Destruction Dream Path:10Lv(UP!)

Chant Revocation:10Lv(UP!)

Guidance: Dark Demon Creation Destruction Dream Path:10Lv(UP!)

Constant Mana Recovery:3Lv(UP!)

Mass Strengthen Adherents:3Lv

Deadly Venom Secretion:(Fangs, Claws, Tongue):5Lv(UP!)

Enhanced Agility:9Lv

Body Expansion (Tongue):10Lv

Strengthened Attack Power Unarmed: small

Enhanced Body Part (Hair, Claws, Tongue, Fangs):10Lv

Magic Thread Refining:1Lv

Mana Enlargement:9Lv

Mana Recovery Rate Increase:9Lv

Strengthened Attack Power while activating a Magic Cannon: Max

Augmented Vitality:2Lv

Strengthened Attribute Values: Ruling:7Lv(UP!)

Strengthened Attribute Values: Target of Faith:5Lv(UP!)

Strengthened Attribute Values: Vidal Empire:1Lv

Self-Regeneration: Cannibalism:3Lv

Augmented Attribute Values: Cannibalism:3Lv

Strengthened Attack Power Materialized Soul : Medium

Murder Healing:2Lv(NEW)

Self-Reinforcement: Murder:2Lv(NEW!)


Active skills

Bloodrule:1Lv

-Transcend Limits-:8Lv

Golem Creation:7Lv

Hollow King Magic:6Lv

Precise Mana Control:3Lv

Cooking:8Lv

God Alchemy:1Lv

Soul Breaking Arts:5Lv

Simultaneous Multi-cast:5Lv(UP!)

Surgery:8Lv

Realization:4Lv

Coordination:10Lv

Super High-speed Thought Processing:6Lv

Commanding:10Lv

Thread-reeling:8Lv

Throwing Technique:10Lv

Scream:8Lv

Divine Spirit Magic:3Lv(UP!)

Demon King Artillery Technique:6Lv(UP!)

Armor Technique:10Lv

Shield Technique:10Lv

Group Shadow Binding Technique:7Lv

Fragment Trascend Limits:2Lv

Spirit Tuning:2Lv(UP!)

Whip Technique:3Lv

Spirit Form Transformation: Thunder

Staff Technique:2Lv

High-Speed Flight:2Lv(UP!)

Musical Instrument Performance:1Lv(NEW!)


Unique skill

God Devourer:8Lv

Soul of Multiple Different Appearances

Mind Encroachment:9Lv

Labyrinth Creation:5Lv

Great Demon King

Abyss:10Lv

Divine Enemy

Soul Devour:9Lv

Vida’s Divine Protection

Gods of Earth's Divine Protection

Group Thought Processing:7Lv

Zantark’s Divine Protection

Group Manipulation:7Lv

Soul Form:4Lv

Demon King's Demon Eye

God of Origin’s Divine Protection

Ricklent’s Divine Protection

Zuruwarn’s Divine Protection

Perfect Recording

Surpass Limits Soul:2Lv

Mutagenesis

Demon King's Body(【Demon Kingmucus glands】が合流!)

Demi-God


Curse

 Experience gained in previous life not carried over

 Cannot learn existing jobs

 Unable to gain experience independently




 Statusを確認したVandalieuJob change roomから出て、これからしなければならない事を思い浮かべた。

Mash達に戦い方を教えて、AlcremDemon KingContinentでの戦いの上映会、その後Celis達にAbyss種へ変異するよう説得する事。楽器の練習と【Muscle Technique】の鍛錬は毎日して、family serviceも……それに、Chezareから提案された、敵に対する牽制もしておきましょう」


 Valfazの霊から聞き出した、『Rock GiantGohnがやろうとしている戦力低下を補うための策は、放置で構わない。Tamerに統率されたmonstersの軍団なら脅威だが、無理矢理集められた烏合の衆ならそれ程脅威ではない。

 ……それに、Gohn達をすり抜けて地中から直接Botinsealedを解くtacticsを実行中なので、Gohn達の意識がmonsters集めに割かれるのは好都合だ。


 ただ、頼りになる臣であるGeneralPrime MinisterChezareが提案した、Alda's FactionGohn達に援軍を派遣しないよう牽制する策は実行するべきだろう。




 眠り続けている『Goddess of Water and KnowledgePeriaを守る、彼女のSubordinate GodGoddess of StreamsPargutaltaは、Alda's Factionから派遣されたDefense Corpsの神から、報告を受けていた。

 彼女は現在、Defense CorpsCommandingを執ってはいない。Aldaから打診を受けたが、Commandingの経験がない事を理由に断っている。


 ただ、Demon King Guduranisが襲来する以前から存在する古株の神であり、Periaの腹心でもあるためDefense Corpsを構成するGodsから一定の配慮をされている。

Demon KingContinentBotin -samaを狙っていると思われたVandalieuですが、どうやらPeria -samasleepsこの地についても探っているようです』

『今日、Defense Corpsの龍が妙な蟲を見つけたのですが、それが【Demon King Fragment】で出来たVandalieuの使い魔だったのです。咄嗟に身を隠してやり過ごしましたので、この聖域に勘づいてはいないと思いますが』


 危機感を漂わせてそう報告する若い神達に、Pargutaltaは美貌を憂いで曇らせて答えた。

Botinを狙うと見せかけて、ここを攻めるつもりなのか、それともGohn -dono達の守りが堅牢であるため、狙いを変えたのか。

 どちらにしても、気を抜く事は出来ない。Defense Corpsの方々には苦労をかけるが、我が主を守るためにより一層の警戒を頼む』


 そう口にして若い神達に頭を下げるPargutaltaだが、彼女はVandalieuPeriaBotinの魂を喰おうとしているとは考えていない。それはVandalieuに対するAldaの邪推だと、見抜いている。

 ただ、Vandalieuと連絡を取り合っている訳でも、Periaから聞かされている訳でもないので、conjectureしているだけだが。


 しかし、何も知らない方が良いと主が判断しての事だ。それが良い流れなのなら、自分は信頼に応えるのみと考えている。


『頭を上げてください、Pargutalta -dono! 我々は邪悪なDemon Kingの手先からあなたとPeria -samaを守るために、偉大なるAldaから遣わされたのですから!』

『お任せください。このworldの秩序を守り、悪を倒すのが我々神の務めです!』


 実際、何も知らない方が若いGodsへの対応はやり易い。

(Vandalieuがこちらに使い魔を放ったのは、PeriaDefense Corpsやその上のAlda達がBotinDefense Corpsに援軍を送り、戦力を集中させないようにするための牽制、若しくは攪乱の為だろう。良い流れだ)


 三度の襲撃を受けたGohn達に、一度も襲撃を受けていない自分達から援軍を送るべきではないか? いや、いっそ全員でGohn達と合流し、戦力を結集してVandalieuを迎え撃つべきではないのか?

 そう訴える神がいたのは事実だ。このままVandalieuGohn達を追い詰めていけば、その訴えは採用されていたかもしれない。


 そう考えながら何も知らない若い神達が熱弁し、意気揚々と持ち場に戻ってくのを見送る。

 Pargutaltaは、ふと自分がとんでもない悪女になってしまったかのような気がしたが、これも流れだと意識しないようにした。




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Job解説:Destruction Guider


 滅びを望む者……破滅願望の持ち主や度の過ぎた悲観主義者、自らの消滅を望むUndead等をGuiding Job。そのため、必然的にこのJobに就く者は最終的に破滅することになる。

 しかしVandalieuの場合は既に複数のGuider Jobを経験しており、Guidance integratedしているため、「滅びを望む者を変質させ、ほかの道へ導いてしまう」Jobと化している。


 【-Surpass Limits-】系など、自身に負担をかけるskillや、【Murder Healing】など他者を破滅させる事で効果を発揮するskilllevel upに補正があるが、Ability Valuesの成長が一切望めない極端なJobとなっている。


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