<- Previous | TOC | Next ->
Special thanks to MBA and the Users from the LBN #spoilers Discord. Without them this would not be possible.

Chapter 269: 事実は捏造され、真実は闇に葬られる

《【Demon King】、【Hell King Magicskillを取り戻しました!》

《【Demon King】、【Death-Attribute Magicskillが、【Demon King】、【Hell King Magic】にそれぞれintegrationされました!》

《【Demon King's Muscles】、【sweat gland】、【crystal】、【cnidocyte】が【Demon King's Body】にintegrationされました!》

《【Self-Regeneration: Cannibalism】、【Augmented Attribute Values: Cannibalismskillを獲得しました!》

《力が5,000、Enduranceが10,000、Vitalityが100,000上がりました!》


《【Monstrous Strength】、【Super Rapid Regeneration】、【Hell King Magic】、【Constant Mana Recovery】、【Thread Refining】、【Strengthened Attack Power while activating a Magic Cannon】、【-Transcend Limits-】、【Hollow King Magic】、【Precise Mana Control】、【Soul Breaking Arts】、【Simultaneous Multi-cast】、【Thread-reeling】、【Divine Spirit Magic】、【Demon King Artillery Technique】、【Armor Technique】、【Shield Technique】、【Staff Technique】、【God Devourer】、【Demon King】、【Abyss】、【Soul Devour】、【Group Thought Processingskilllevelが上がりました!》

《【Demon Kingskilllevelが更に上がりました!》

《【Strengthened Attack Power while Unarmed】が【Strengthened Attack Power Unarmed】に、【Deformed Soul】が【Soul of Multiple Different Appearances】に、Awakeningしました!》

《【Strengthened Attack Power Materialized Soulskillを獲得しました!》




 長い脳内アナウンスを聞き終わったVandalieuは、複雑な心境のまま、視線をピクリとも動かない、Zeezoreginの寄り代へ向けた。

 奪われたskillは二つとも取り戻し、fragmentは四つ手に入った。更に、Zeezoreginと恐らくForzajibarの魂を喰らった結果、Ability Valuesが上がり、字面が悪いが【Self-Regeneration: Cannibalism】と、【Augmented Attribute Values: Cannibalism】というskillを獲得した。


(俺の場合のCannibalismって、まさかDhampir? 使う機会が激しく限られそう。一応、Terneciahideoutから回収したDhampirUndeadbody partは、保存してあるけれど)

 Cannibalismとは、同じraceの個体を食う事を言う。その場合、DhampirであるVandalieuは、対象がかなり限られてしまう。


(そもそも、使いたくない――いや、そう言えば、これも『共』ですね)

『ええ、『共』ですよ。一口いきますか?』

 Vandalieuが視線を向けたのは、自身の【Demon King Fragment】とManaで創りだした砲台型Demon King Familiarだった。


「では、ちょっとだけ」

 三体いる砲台型Demon King Familiarの内一体の、殻を少し抉り取って口に運ぶ。当然、自分自身の味しかしないのだが……その途端、僅かだが力が湧いてでたような気がした。


Demon King Familiarでも、skillActivateするようですね」

『では、修繕をお願いします』

「はいはい」

 自分自身と言葉を交わして、一口食べた砲台型Demon King Familiarに新しいpartsを与えて修繕する。これでDemon King Familiarでも【Cannibalism】は効果を発揮すると分かったので、これからはDemon King Familiarがいれば、好きな時に使う事が出来る。


 後は、【Deformed Soul】が【Soul of Multiple Different Appearances】にAwakeningしたのが、skillに起きた変化では大きいだろう。

しかし、異貌で多重……俺の魂はどうなっているのでしょう?)

originally複雑怪奇だったものが、更に複雑になっただけで、あまり違いは無いかもしれません)

(あまり深く気にしても、無駄だと思いますよ)

(それもそうですね)


 脳内会議を短く切り上げ、気にしない事にした。……以前より自分との対話が簡単になった気がするが、これが【Soul of Multiple Different Appearances】の効果かもしれない。

 そして新たに獲得した【Strengthened Attack Power Materialized Soulskillだが、これは【Soul Breaking Arts】を使用している時等、Bodyに魂を纏わせている間、Ability Valuesが上がるskillだろう。


 Ability Valuesincrease。これはEvil God (P)Evil God (M)の魂を喰らった時にはEven now increaseしていたので、特に問題は無い。Ability Valuesが増えて悪い事は無いのだから。


 最後に、手に入ったfragmentが四つ。しかも、その中の一つはmuscleである。blubberでも、贅肉でもなく、machoBodyに沢詰まっている肉だ。

「今まで口にこそ出しませんでしたが、存在する事を願い、出会う事を祈って来たmuscleがこの手に」

 そして、Vandalieuが憧れている肉である。


 Vandalieumuscleに憧れている。力の象徴であると認識し、鍛え上げられたBodyに美を見出し、自分自身もそうなりたいと望んでいて、適度なMuscular Strength Trainingは欠かさず行っている。

 しかし、そうしてBodyを鍛え、Ability Valuesの力を表す数値が四万を超え、【Monstrous Strengthskillが5levelになった今でも、VandalieuBodymachoになるどころか、全く太くならない。


 腕は丸太のようと評するには程遠く、胸板は薄く、腹も割れるsignも無く、脚だって細い。今まではそれを生まれ持った体質や、このworldの物理法則のせいだと考えていた。

 このworldにはManaが存在するためか、力のAbility Valuesの数値と、実際のmuscle量に大きな差がある。


 BorkusVigaroGizania、そして最近出会ったArthurmachoは実在している。しかし、見た目はmuscleが無いように見えるのに、鉄の棒を粘土のように簡単に曲げてしまうMysterious Strengthの持ち主と言う人もadventurerKnightには多い。

 何が両者を分けているのかは不明だが、自分は後者なのだろうと認識していた。


 そうである以上、自力でmachoに至る事は半ば諦めていた。だからこそ、【Demon King's Muscles】を望んだのだ。

originallyGuduranisの……他人のmuscleに頼るのは微妙ですが、こうして取り込んでしまえば俺のmuscleです。なので、何の気兼ねもなく使いましょう」

 この喜ばしい出来事に比べれば、【Demon Kingskillが10levelに達した事なんて、小さい事だ。


「おめでとうございます、Vandalieu

『早速使ってみるの!? 【Soul Breaking Arts】を使っていると、見た目の変化が分からないけど』

 今Vandalieuは魂を【Realization】し、whole body甲冑のように纏っているので、【Demon King's Muscles】を使ってもappearance上の変化があるかどうか確認し難い。


 しかし、今【Soul Breaking Arts】を脱ぐ事は出来ない。

「今はZeezoreginが放ったcrystalが地面に落ちた時と、奴が倒れた時に上がった土煙、それに砲弾型Demon King Familiarの爆発の煙で見えないと思いますが、都からこちらを窺っている人も多いでしょうから。万が一、と言う事もあり得ますし」


 【Demon King Fragment】を派手に使ったり、髑髏型の黒い炎を放ったりした直後だ。Zeezoreginと戦い、都を守りながら勝利したが、それでも顔が知られるのは拙い。

「なので、手短に、軽く試すだけにしましょう。【Demon King's Muscles】、Activate

 冷静に、しかし力を込めて【Demon King's Muscles】をActivateさせるVandalieu。その瞬間whole bodymuscleに力が漲った。


『……Van -kun? どう?』

『やっぱり、魂の上からだと違いは分かりませんぜ』

 OrbiaKimberlyに、Vandalieuは首を傾げて答えた。


Muscular Strengthが向上した感覚はありますが、見た目に大きな変化は無いようです。Muscular Strengthが上がっただけで、腕が太くなったり、胸板が厚くなったり、腹筋が割れたりもしていません。

 Manaが足りないのかな?」


 【Demon King Fragment】は、Manaを注ぎこめば形状はfragmentごとに異なるが、力を強く発揮する。【horn】ならGiantが生え、【exoskeleton】ならより硬く。

 【Demon King's Muscles】に同じ事をすれば、muscleが望み通りついてくれるかもしれない。


『それは……嫌な予感がするので、止めておいた方が良いような気が……』

 shadowから顔を出したIslaがそう呟くが、誰の耳にも届かなかったようだ。

 Vandalieuがまず腕から試そうと、Right ArmManaを込める。


 すると、Right Armが瞬間的に膨れ上がった。

『『『おおっ!』』』

 そしてChipuras達が感嘆の声をあげた……直後に、何かが軋む鈍い音を響かせながら、Vandalieuの腕が弾けた。


『腕、爆発!?』

『……いや、そうじゃないよ。枝分かれしただけっぽい?』

 shadowから顔を出して驚くRapiéçageに、Orbiaがそう指摘する。彼女の言った通り、Vandalieuの腕は通常の形状をした一本から、tentacleのような形状をした数本が生えている特異な形状になっていた。


『陛下、これは?』

「どうやら、muscle繊維が肥大しすぎて腕に納まりきらず、別れてしまったようですね」

 Vandalieuはそう答えながら、黒い魂に包まれたmuscle tentacleを蠢かせている。どうにか腕を元の一本に戻そうと、そして普通に"muscle and bones"隆々とした腕にしようとしているようだが、muscle tentacleは益々太く、そして長くなる一方で纏まるsignはない。


「【Demon King's bones】や【skin】もEnhanced (1)しましたが、tentacleの中心に柔軟なboneが出来たり、表面がゴムのようなskinに包まれたり……何故かtentacleが丈夫になる方向でしかEnhanced (1)されません。何故……?」

Demon King Guduranisは姿を-sama々に変える事が出来ましたが、その大半はこのworldの者達から見て異形としか思えないものでした。

 そのせいでは?」


「……所詮は他人のmuscleという事ですか」

『上手くいかないものですね。しかし……情報操作をするのなら、そろそろ時間かと』

 Islaがそう言ったからではないが、気がつくと煙が晴れかけていた。このままでは、AlcremHumanVandalieu達を発見するのも時間の問題だろう。


 何せ体長約100mの、異形のgiantを目にした直後なのだ。明らかに都の存亡にかかわる大事件だ。事態を確認するために、竜Knightが派遣されてもおかしくない。

 いや、もしかしたら今頃、Vandalieu同時期に都に来て滞在しているTamer guild Moksi branchMasterBachempartnerGreat Wyvernに、協力要請がKnight団から出されているかもしれない。


 親しい知人とそんな形で会うのは避けたいが、このまま【Teleportation】でDarcia達がいる別邸に逃げては、大騒ぎになってしまう。

 Zeezoreginが祭られていたCamouflage Humanの巣窟、『Holy Wastelands』はVandalieuの【Divine Spirit Magic】によって、『ただの荒野』と化している。templeの痕跡は、僅かな瓦礫にしか――。


 その時、不意に地面が揺れ、templeが存在した辺りの地面が陥没し始めた。咄嗟に【Flight】で地面から離れたVandalieu達が見ている前で、『ただの荒野』は『深い大穴のある荒野』へと変貌していく。

「……templeの地下に広いspaceがあったようですね。それが崩落したのでしょう」

 真実を知っているAlcrem Duke達からすれば、忌むべきmonstersの巣だったので跡形もなく崩れたのは、幸いかもしれない。


 しかしAlcremで生活する多くの人々にとって『Holy Wastelands』は、邪悪な神ForzajibarsealedするBorgadonを信仰するtempleで、sealedを守る『Knight of the Crumbled MountainGordiの一族たちが暮らす場所だ。

 この惨状を知れば、Evil God (P) Forzajibarrevivalして聖地を破壊し尽くしたのだと考え、中にはpanicに陥る者もいるだろう。


「俺も、別邸ではここまでの事態になるとは思いませんでした。まさか、ZeezoreginGrowするとは……」

『それはともかく、どうします? Dukeには事態の収束を手伝うと約束していたようですが』

「そうですね……砲弾型Demon King Familiarに煙幕を張ってもらって、その間に別邸のDuke達と相談しましょうか」


 Gufadgarnの【Teleportation Gate】で別邸とspaceを繋げ、DarciaDuke達に事の顛末をかいつまんで説明し、急いでtacticsを練る。

 真実を闇に葬るための戦いは、こうして始まったのだった。




 Alcremで生活する人々は、その日legendを……いや、Mythを目にした。

 爆炎と轟音に沈んだと思われた『Evil God of RobberyForzajibar(Zeezoregin)は、暫く爆発が続いていたと思ったら、何事も無かったかのように再びその巨体を露わにした。


 恐ろしげな咆哮をあげ、黒い炎や電撃を『Holy Wastelands』周辺に撒き散らすその姿に、mercenary guildに所属する命知らずな荒くれ者でさえ震え上がった。

 revived Evil God (P)が、自身を縛っていた神を祭るtempleを破壊し尽くしている。そして次にその怒りを向けられるのは、この街だ。人々はそう思い、despairした。


 だがその時、大地からEvil God (P)(Zeezoregin)より一回り大きな巨体が現れた。それはがそのままgiantに変化したような姿をしており、Evil God (P)に向かって輝く光線を放ち、攻撃を始めた。

 あのgiantは何なのか? 驚き困惑する人々に、城に戻り将兵のCommandingを執ったTakkardAlcrem Dukeの演説が答えを告げた。


「あのgiantこそは、『Holy Wastelands』を守り続けてきた一族が命をかけて呼び起こした『God of Mountains』、Borgadonの化身である!」

 その言葉の衝撃に、人々Evil God (P)(Zeezoregin)と戦っている巨体を再度見つめた。人々の中で正体不明のgiantは、自分達を守るため、我が身を省みずEvil God (P)(Zeezoregin)と戦う、偉大な神の雄姿へと変わった。


「だがBorgadonは力を完全には取り戻していない! どのIdol Statueとも異なるあの姿がその証拠である! 今もEvil God (P)の攻撃を受ける度に消耗しているのだ!」

 Borgadonの化身らしい巨体は、光線を放ちながらその巨体でEvil God (P)(Zeezoregin)を押さえているが、攻撃を受ける度に大きく崩れ、土砂が地面に落ちていく。


 少しでもそれを防ごうとbody partの表面に木々が生え、根を伸ばすがあまりうまくいっていないように見えた。


 人々の顔が再び不安とhorrorに染まる。しかしDukeは続けた。

「そのBorgadonの援護に、今から『Knight of the Crumbled MountainGordiを先頭に、我が『Alcrem Five Knights』の勇士達と、『Holy Mother of VictoryDarcia -dono、そしてVidaHero達が向かう!

 彼らならば必ずや『God of Mountains』を助け、邪悪な神を退けてくれる事だろう! 皆は我々の勝利を信じ、Godsに……BorgadonVidaに祈って欲しい! それが彼等を支える力となるだろう!」


 TakkardAlcremの演説によって、人々は落ち着き、panicに陥る事はなかった。

 そして演説通り、『Knight of Roaring FlamesBrabatieuや『遠雷のKnightSergio等『Alcrem Five Knights』や、Darcia達が出陣し、Borgadonと共にEvil God (P)(Zeezoregin)相手に激戦を繰り広げたのだった。


「ぷぶぐるるるる」

 ただし、『Knight of the Crumbled MountainGordiSatan Blood Mimicry SlimeKühlCamouflageしたものだったが。




「皆が来たみたいですね。一人で人形遊びをしているようで、つまらなかったので助かります」

Pauvina、は?』

 Vandalieuは、Darcia達が来た事に気がついてほっと安堵の溜め息を吐いた。彼を抱えて上空二百meter程の高さを飛んでいるRapiéçageは、仲良しのPauvinaの姿を探して目を凝らす。


Pauvinaは、Julianaと一緒にMoksiDungeonに一旦退避していますから、ここには居ませんよ」

『う゛うぅ~……』

 残念そうに唸るRapiéçageの腕の中で、「すぐに会えますよ」と慰めるVandalieu


 彼が上空二百meterの空で何をやっているのかと言うと、Evil God (P)(Zeezoregin)Borgadonの操作である。

 この百meter程のEvil God (P)(Zeezoregin)と、百meter以上のBorgadonは、どちらもVandalieuが【Golem Creation】で作ったGiant Golem、偽物の人形だ。

 Zeezoreginの方は、姿を物見の塔に詰めているSoldier等に見られている事を想定して、【Demon King's exoskeleton】で包み、【Demon Kingの墨】で色を付けて、appearanceは本物そっくりに偽装した。


 その分手を抜いたと言う訳ではないが、Borgadonの方は土砂をそのままGiantGolemにした。……BorgadonIdol StatueVandalieuが見た事がなかった事と、現存している物も抽象的な物ばかりだったので、どのIdol Statueを真似てGolemを作っても、後でボロが出そうだった。


「あなたが万全なconditionなら、話は早かったのですが」

 Vandalieuが呼びかけるのは、Zeezoreginの魂を喰らった時に、口の中に残っていた魂、Borgadon本人である。


『面目次第もない。ああ、情けない……情けない……』

 Borgadonはぼんやりと光る球体という、分かり易い魂の形状のままZeezoreginに利用されていた自分を恥じ続けていた。


 Borgadonが眠りについたとされてから約十万年経っているが、実際にはZeezoreginAbsorption同化され、信仰を横取りされていた為に、彼は殆ど回復していない。

 眠りにつかなければならない程ではないが、Materializationして戦う事はcertainly、姿を現す事も出来ない。


Chipurasの、同類?』

 Rapiéçageにそう勘違いされる程、神としての存在感が薄いconditionである。


『いや、我はoriginally人ではなく、Botin -samaが大地の力と自身のManaで創ったFamiliar Spiritから昇華した神。ただ光っているだけで、彼等の同類ではない。

 あと真の姿も、Humanからはかけ離れているので……現代の人々が見ても、我だと気がついてくれるか分からない』


「なるほど。『God of ShadowsHamulのように、このworldKami-samaでも人らしくない姿のKami-samaもいるのですね。……でも、偽Borgadonの方も、もっと丈夫に作るべきだったかもしれません」

 そう話しながらも、二体のGolemはがっちり組み合って、力比べをしている……ように見せかけている。実際は、偽Borgadonが崩れそうになったので、偽Zeezoreginで支えているのだ。


 流石に約百meter以上のGiant Golemを、土砂で作るのは無理があったらしい。

『もう少し、根を張ろうかねェ。Vanも、手伝っておくれ』

 Eisenが根を張り巡らせて繋ぎ止めようとしているが、人型で動いているせいであまり上手くいっていないようだ。


「では糸で土砂を繋ぎ止めましょう。後、bloodはいりますか?」

『欲しいねぇ、頼むよ』

 VandalieuRefiningした糸で偽Borgadonの維持に協力し、更にEisenbloodを飲ませる。彼女もすっかりBloodsucking樹だ。


『メ~ラメラ~♪』

『普通の電撃の演技って、意外と難しいねぇ』

『行ったりぃ~っ! 来たりぃぃぃぃ!』

 ちなみに、Evil God (P)(Zeezoregin)が放つ黒い炎はPrincess LeviaFire-AttributeGhost、電撃はKimberly達雷のGhostが演出している。Borgadonが放つ光線はBellquertLight AttributeGhostである。


 certainly攻撃しているのではなく、ただ黒く燃えたり光ったりしながら、両Golemの間を行き来しているだけだ。


 ちなみに、Evil God (P)(Zeezoregin)の恐ろしげな咆哮はGufadgarnYamataの担当だ。spaceを歪め、Yamataの声を響かせ拡大させている。

Van -kun、アタシちょっと暇なんだけど~』


「氷は遠目には目立たないですからね。kaa-san達の攻撃が始まったら、Evil God (P)(Zeezoregin)GolembloodIslaと作ってもらうので、もう少し待ってください」

 攻撃を受けたEvil God (P)bloodを流しているように、Orbiaの【Fluid ManipulationskillIslaWater-Attribute Magicで演出する予定なのだ。


「では、これからが茶番劇の本番です」

 こうして始まった茶番劇によって、Darcia達の激しい集中攻撃をEvil God (P)(Zeezoregin)に加えている演技を行い、VandalieuGolemを操作して、しぶとく粘るEvil God (P)を演出した。


 地元のBClass adventurerや、Tamer guild Moksi branchGuild Master Bachemが真実を知らないまま、この茶番劇に加わった。しかしEvil God (P)(Zeezoregin)Golemの表面を覆う【Demon King's exoskeleton】が強固で、生半可な攻撃を通さないためと、何よりその巨体から尋常な存在ではないと信じ込み、Evil God (P)が偽物だとばれる事はなかった。


 Alcrem人々は『Alcrem Five Knights』の奮闘、『Holy Mother of VictoryDarciaFamiliar Spiritをその身に宿すGoddessの恩寵、GizaniaMyuzePrivelVida's New RacesHeroArthurHero Candidateの活躍、そして満身創痍になりながらEvil God (P)を押さえ続けるBorgadonの姿を目にした。


 そして戦いの結果、『Knight of the Crumbled MountainGordiHonoraryの戦死を遂げ、彼の一族がいた『Holy Wastelands』も壊滅。しかしDarcia達の活躍でEvil God (P)は倒れBorgadonに再びsealedされた。Alcrem Duchyの平和は守られたのだ。


 このように捏造され、真実は闇に葬られたのだった。Camouflage Humanや『Evil God of CannibalismZeezoreginが存在したと言う事実は、別邸に居た限られた者達以外知る事はない。

 Gordiの葬儀は、彼の遺体が回収できなかったため傷ついた彼の宝剣を遺体の代わりに葬る事になった。彼の妻子を含めた一族も、同-samaに遺品(という事にした品)を棺桶に入れて葬っている。


 後日、Duke 家に仕える宮廷Mageや、Mage guildMageが荒野に残された黒いcrystalや、戦場に残存するManaを調べたが、茶番劇が疑われる事はなかった。


「恐ろしい程強大なManaが、今もこの土地に残されている。こうしているだけで、寒気が止まらない。これほど冷たく、悍ましいManaの主は邪悪なGods以外あり得ないでしょう」

 それどころかこのように証言し、茶番劇の説得力を補強してくれた。


 Amid EmpireAlda Grand Templeの新PopeEileekAlcrem Duchyで起きたEvil God (P) revivalshadowには、Demon Kingが糸を引いていたと発表し、Orbaum Elective Kingdomでも他のDuchyの中には事実の捏造を疑う者もいた。

 しかし、それらをAlcrem人々が信じる事はなく、Alcrem Duke 家Knight達の威信は守られたのだった。




《【Mass Strengthen Adherents】、【Thread Refining】、【Golem Creationskilllevelが上がりました!》




―――――――――――――――――――――――――




Name: Levia

Rank: 13

Race: Satan Prominence Ghost

Level: 22


Passive skills

Spirit Form:10Lv

Mental Corruption:5Lv

Precise Flame Heat Operation:2Lv(Heat Manipulation awakened into!)

Flame Nullification

Realization:1Lv(Materialization awakened into!)

Augmented Mana:10Lv(UP!)

Super Self-Enhancement: Dependent:1Lv(Self-Enhancement: Subordinate awakened into!)

Self-Enhancement: Demon King’s Blood:10Lv(UP!)

Self-Enhancement: Guidance:7Lv(UP!)

Strengthened Attribute Values: Creator:9Lv(UP!)


Active skills

Housework:5Lv

Projectile Fire:10Lv

Possession:5Lv

Silent Steps:3Lv(UP!)

Long-distance Control:10Lv(UP!)

Unarmed Fighting Technique:4Lv(UP!)

Shield Technique:4Lv(UP!)

-Surpass Limits-:7Lv(UP!)

Aura of Fear:10Lv(UP!)

Fire-Attribute Magic:5Lv(UP!)

Mana Control:2Lv(NEW!)

Singing:1Lv(NEW!)

Dancing:1Lv(NEW!)


Unique skill

Vandalieu’s Divine Protection

Talos’s Divine Protection(NEW!)




Name: Orbia

Rank: 12

Race: Deep Chaos Broad Ghost

Level: 80


Passive skills

Spirit Form:10Lv

Mental Corruption:6Lv

Water Attribute Nullification

Fluid Manipulation:5Lv(UP!)

Materialization:10Lv(UP!)

Augmented Mana:8Lv(UP!)

Earth-Attribute Resistance:10Lv(UP!)

Self-Enhancement: Subordinate:4Lv(UP!)

Self-Enhancement: Demon King’s Blood:8Lv(UP!)

Self-Enhancement: Guidance:5Lv(UP!)

Strengthened Attribute Values: Creator:6Lv(UP!)


Active skills

Unarmed Fighting Technique:5Lv(UP!)

Fishing:3Lv

Housework:3Lv

Dancing:6Lv(UP!)

Projectile Fire:10Lv(UP!)

Long-distance Control:7Lv(UP!)

No-Attribute Magic:2Lv(UP!)

Water-Attribute Magic:7Lv(UP!)

Earth-Attribute Magic:5Lv(UP!)

Mana Control:5Lv(UP!)

Singing:2Lv(NEW!)

Armor Technique:3Lv(NEW!)

Possession:1Lv(NEW!)



Unique skill

Merrebeveil’s Divine Protection

Vandalieu’s Divine Protection




Name: Kimberly

Rank: 11

Race: Evil Schwarz Blitz Ghost

Level: 87


Passive skills

Spirit Form:10Lv(UP!)

Mental Corruption:3Lv

Wind-Attribute Nullification

Lightning Manipulation:10Lv(UP!)

Materialization:8Lv(UP!)

Intuition:4Lv(UP!)

Mana Enlargement:6Lv(UP!)

Self-Enhancement: Subordinate:7Lv(UP!)

Self-Enhancement: Demon King’s Blood:4Lv(UP!)

Self-Enhancement: Guidance:6Lv(UP!)

Strengthened Attribute Values: Creator:6Lv(UP!)



Active skills

Silent Steps:6Lv

Trap:5Lv

Projectile Fire:9Lv(UP!)

Possession:5Lv

Long-distance Control:8Lv(UP!)

Archery:7Lv(UP!)

Unarmed Fighting Technique:3Lv(NEW!)

Dagger Technique:5Lv(NEW!)

-Surpass Limits-:4Lv(NEW!)


Unique skill

Vandalieu’s Divine Protection

Garess’s Divine Protection(NEW!)


<- Previous | TOC | Next ->
Special thanks to MBA and the Users from the LBN #spoilers Discord. Without them this would not be possible.