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ArachneEmpusaMajin Racerace introduction

Vida's New Racesの強さについて(Hartner Duchy NiarkiMage guild branchの書物より抜粋)


 Vida's New Racesの内monstersrootsを持つ者はJobの他にmonstersと同じRankStatusに表示される。

 そのRankに応じてHuman等よりもAbility Valuesが高くなる。

 彼等はJobによる補正と、monstersbody part Abilityを併せ持ち、武具で武装する事が可能な存在なのだ。


 そのためJob changeを繰り返す事が可能で、更に武具を揃えられる環境が整っていれば、ArachneScyllaLamia等は当然Humanの平均的なadventurerよりも強くなる。VampireMajin Raceが脅威とされるのも同じ理由である。

 そうした環境で力量を高められるVida's New Racesは、生涯を通じて一度もRank upを経験できないmonstersの方が多いのに対して、平均して二回程Rank upを経験する事が出来る。(そのために必要な時間は個人やraceごとに異なる)


 またそれらのVida's New Racesの力量をRankだけで測るのも危険だ。JobによるAbility Valuesskill補正、更に装備を整えている個体の場合、Rankを超えた実力を持っていると考えるべきだろう。


 幸いな事かはin any caseVida's New Racesの内monstersrootsを持つraceadventurerや国軍のSoldierKnightになる事が制限されている事が多い。

 しかし Human社会に深く入り込んでいるVampireの例があるため、油断は禁物である。




race introduction Luciliano

 以下の記述はAdventurer’s GuildMage guildの物とは異なる部分があるかもしれないが、Boundary Mountain Range内部の国々や各raceと直に見て会話し、調べた上で書き残している。


Arachne


 『Goddess of Life and LoveVidaと『Evil god of Carapaces and Compound EyesZanalpadnaの間に産まれた二つのraceの内一つ。

 美女の上半身と蜘蛛のlower bodyを持つ。現在ではLarge-build、中型種、小型種の三種に分かれ、それぞれ異なった特徴を持つ。


 誕生直後は基となる一種、恐らく中型種のみが存在しており、三種に分かれるようになったのは十万年前のVidaAldaの戦いの後だと思われる。


 因みに、ZanalpadnaMage長バコタ氏から借りた資料を参照するところ、どうやらArachneunderwater種というのは存在しないらしい。

 Adventurer’s Guildの書物に記されたunderwater種とは、糸で空気を蓄えた袋を創る等文化を発達させてunderwaterでの生活を可能にしたArachne達なのだろう。生態としては他のArachneと変わり無いようだ。


 femaleだけのraceであるため上半身はHumanから見ると美女揃いで、多くがHumanに似ている。ただ額や背中にcompound eyesが付いているが、それも隠されると上半身だけを見た場合正体を見抜くのは難しいだろう。

 上半身の特徴はScyllaと違い千差万別で、個人毎-sama々な色の髪や瞳、compound eyesをしている。


 ただ数世代に渡って特定のracemaleraceを残すと、その特徴が上半身に現れる事があるらしい。


 蜘蛛のlower bodyは鎧のようなexoskeletonと見た目より奇妙なclawsが生えた八本の足を持つ。小型種は熱帯に生息する魚を思わせる派手な色合いの者が多く、中型種は地味な色合いの者と逆に毒々しい色合いの者が半々。そしてLarge-buildはふさふさとした刺激毛を生やしている以外は地味な者が多い。


 中型種は始祖の特徴をそのまま残す、Arachneの中で最も数が多い種である。基本的なRankは3。

 上半身は十代後半から二十代のfemaleに見え、寿命は三百年程。武術、そしてmagicの適性をbalance良く持つ。adventurerとしての適性も-sama々。

 又、Arachneの中で一日に作り出す事が出来る糸の量が最も多く、質もstabilityしている。


 小型種はAgility性と巧みなThread-userに特化した種で、多くの者がWind-Attributeに適性を持つ。基本的なRankは2。

 body partの大きさはHumanの成人maleよりも小さく、上半身は十代半ばから前半程に見え、寿命は二百年程。scout職に向いたraceである。


 性格は見た目通りchildっぽい者が多く、糸を使った悪戯を仕掛ける事がある。私が滞在した短い間だけで、師Artisanが何回か引っかかっているのを目撃した。

 Arachneの中では糸の品質が最も高く、また繊細な細工も得意とする。ただ一日に出せる量は中型種よりも少ない。


 Large-buildArachneの中で最も数が少ないが強力なHeavyweight Warriorだ。magic的なaptitudeに乏しい代わりに、Body的な素質が抜きんでている。body partの大きさは馬車並で、馬力もある。上半身はappearanceから連想されるageは中型種と同じだが、lower bodyに合わせて大柄でGiant racefemaleに近い。寿命は四百年で、重量ClassWeapon Equipmentを持てば並のadventurerでは蹴散らされる一方だろう。


 ただ小回りが利かないので、adventurerになったとしたら活躍できない場面も少なくないはず。……Human社会でならだが。Talosheimや、Boundary Mountain Range内部ではそうでもない。

 ただ糸を作るAbilityが退化しているのか、品質は低めで作れる量も小型種よりずっと少ない。


 これらの三種は全てArachneであり、どのraceからでも生まれる可能性がある。小型種の母親からLarge-buildの娘が生まれる事や、その逆もあり得る。

 また脚が速いのも共通した特徴である。


 Zanalpadnaを始めとしたBoundary Mountain Range内部では一般人のArachneはほぼ存在しないが、基本的には自分達で作る糸を活用した機織りやClothing DecorationArms Artisan等になるようだ。この辺りはBoundary Mountain Range外部のArachneと同じである。


 違うのは【Spider Tamer】や【Samurai】、【Kunoichi】等の独自のJobに就く事だろう。これらのJobが存在するとはAmid EmpireMirg Shield NationOrbaum Elective Kingdomの資料には存在しなかった。

 外部のArachneが秘匿している可能性もあるが、恐らくZanalpadnaへの信仰や、Champion Hillwillowが残したanother worldの文化を知っているか否かが原因だろう。


 Zanalpadnaでの食生活は主に周囲のDevil NestsDungeonでの狩猟採集、そして『殻要らずの原っぱ』のような危険度の低いDungeonで栽培する麦などの穀物で賄われる。

 ただ基本的には肉や魚が好まれる。ソウルhoodはマンモス肉であるようだ。


 恋愛観はZanalpadnaの場合group婚を行い、複数の男女が同じ塔の形をした住居で暮らす事が一般的。同じgroup内の男女なら、誰と付き合っても浮気にはならないそうだ。

 因みにそのgroupから抜けて別のgroupに移る者も普通にいるらしい。


 Zanalpadnaを出て他の国の他raceNoble Orcや他の国の主だったraceの元に嫁入りするケースも昔からあったようだ。彼女達からしてみると自分達より強い、つまり頼りがいのある伴侶を得る数少ない機会なのだろう。


 Boundary Mountain Rangeの外では、Scyllaと同じ-samaに集落内に他racemaleを住まわせ、共生する形を取る。


 大体十年に一回ほど出産し、一度に複数個の卵を産む事を数回繰り返す事が多い。産まれたchildは当初はどの種も似たようなappearanceをしているが、年に一度の脱皮を繰り返しながらbody partの大きさやexoskeletonの色を変化させ、刺激毛を生やす等して別れていく。

 この脱皮によってlower bodyの脚やexoskeletonの傷、上半身のcompound eyes等の再生が可能。ただ、脚を失うなどした場合元通りに再生するまで複数回の脱皮が必要なようだ。


 Zanalpadnaにはその脱皮で出来た殻を加工して作る『親愛の首飾り』を贈り、友情や愛情を確かめる文化がある。maleが受け取るとプロポーズを受けたのと同じなので、注意すべし。


 非Vidaraceを同族にする際の儀式は、ZanalpadnaPriestに祝福された特別な蜘蛛(育成に何年もかかる)と対象者(female限定)を糸で包む。すると十年後Arachneに生まれ変わって出てくるというもの。

 この儀式を行った場合、多くは中型種になる。ただ儀式に使用した蜘蛛が小型、もしくは大型の蜘蛛を使うと小型種やLarge-buildになる場合も極稀にあるらしい。


 因みに、砂漠に住むAndroscorpionという種が存在するのだが、Arachneと関係があるのだろうか? 興味はあるが、Boundary Mountain Range内部には少なくとも存在しないらしい。

 師ArtisanHuman社会に出た時に手伝ってもらうとしよう。




Empusa


 『Goddess of Life and LoveVidaと『Evil god of Carapaces and Compound EyesZanalpadnaの間に産まれた二つのraceの内一つ。

 カマキリとfemaleが混ざった-samaな姿をしており、Human等と同じ形の腕の他に一対の鎌腕が生えている。その鎌腕や膝から下がexoskeletonに覆われており、背中にはfeatherが生えている。

 ただFlight Abilityは蟷螂同-samaに低く、長距離を自由自在に飛ぶ事は出来ないようだ。殆ど滑空に使われる。


 Humanfemaleと比べて長身な者が多く、中には二meterを超える者もいる。

 Boundary Mountain Range外部では存在が久しく忘れられているが、れっきとしたVida's New Racesの一種だ。


 exoskeletonの強度はArachneの小型種と同じ程度で、軽装の皮鎧と同じ程度。しかし鎌腕の強度と切れ味はchildEmpusaの物でも安物のWeapon Equipmentより余程切れ味が鋭い。

 Rank upを何度も重ねた者の鎌は、MythrilAdamantiteMagic Swordと比べても劣らないそうだ。


 Empusaの基本的なRankは4。ただmagic的なaptitudeに乏しいraceで、Wind-Attribute以外に適性を持つ者は少ない。


 寿命は四百年で、ZanalpadnaではArachneと共生し同じgroupで生活している。他国に嫁に行く場合は、その国の習慣に合わせるようだ。


 一般人はArachneよりさらに少なく、いないと言ってよい。adventurerとしてはArachneよりも人型に近いので活動の幅も広いだろう。

 scout職と前衛職に就く者の割合は半々で、攻撃は鎌腕のみで行い残った両手で盾を構える攻撃的な盾職になる者も少なくない。


 Ninjaや武士に憧れる者がArachne-samaに多い。【Samurai】や【KunoichiJobに就くのはArachne-samaだが、特殊なTamerJobとしてZanalpadna’s Divine Blessingを得れば蜘蛛では無くカマキリ型のmonstersTamerする【Mantis Tamer】に就く事が出来る。


 Empusaの恋愛観は……「-kunfemaleだよね?」と思わず質問したくなる言動が多い。

 異性に対してappealする際、自分が如何に強いか、格好良いか、経済力があるかを見せる事を重視する傾向が強い。

 Empusa BerserkerGaolZenoDungeon攻略や狩りに誘うのも、その為だ。


 性別が逆転しているかのようだが、冷静に考えればEmpusaは鎌腕に象徴される-samarace全体が狩猟や戦闘に特化している事、そして周囲をDevil Nestsに囲まれているBoundary Mountain Range内部の状況を考えれば当然かもしれない。

 GaolZenoには是非その文化の違いを乗り越えて欲しいところだ。


 EmpusaにもArachneと同じ親愛の首飾りを贈る文化があり、同性なら友情、異性になら愛情の印であることも同-samaだ。ただ脱皮した殻を使用する事までは同じだが、Empusaは糸を吐かないので親しいArachneに糸を出してもらい、作成の補助を頼む事になる。

 これは頼まれたArachneにとって、親愛の首飾りを贈られたのと同じ意味を持つ。


 childを作るときはArachneと同じで十年に一度程のpaceで、複数個の卵を産む事を二回から三回ほど繰り返すようだ。


 非Vidaraceを同族に変化させる儀式は、Arachneと同-samaの手順を踏む。違うのは蜘蛛がカマキリに、そして包むのが糸では無く泡状のmucusになるだけだ。




Majin Race


 Human社会では、Alda believerだけでは無くVida believerの間でもVidaが強力なmonstersと交わった結果生まれたraceとされている。その性格は邪悪で、冷酷無比。世の全ての悪徳を好む悪の権化の-samaに評され、発見次第Adventurer’s Guildでは討伐依頼が張り出される。


 しかし実際はVidaと、Evil God (M)Evil God (P)Fusionした『War-God of Fire and DestructionZantarkとの間に産まれたraceである。

 Human社会ではMajin Raceの一種と考えられているKijinとは、別のraceになる。ArachneEmpusaと同-sama Majin Raceの始祖とKijin raceの始祖が双子の関係の為、誤解されているようだ。


 性格も特に善良と言う訳ではないが、邪悪でも冷酷無比でも無く、悪徳を好んでいる訳でも無い。やや享楽的で快楽主義な面が強いが、私や師Artisanと比べれば常識的な範囲に収まる者が多いようだ。


 Zantarkbloodの内Evil God (M)Evil God (P)bloodが濃い方の子がMajin RaceZantark本来のbloodが濃い方の子がKijin raceになったとBoundary Mountain Range内部では語られている。


 現在のMajin Raceは大まかに三つに分けられるが、Arachne-sama十万年前の戦争以前は基になる一種のみが存在し、その後別れたらしい。Majin nationにはそのPure-bornrecordが残されていたので、それも合わせて四種について解説しよう。


 まず、当時Majinとだけ呼ばれていた元となったPure-born。素のRankは残っていた言い伝え等からconjectureすると5。姿は頭に二本のを生やし、青い肌をしたHumanといったsimpleなものだったらしい。

 翼が無いから空をFlightする事は出来なかったが、body part Abilitymagic的な素質に優れているのは現在と同-samaで、やはり強力なraceであったようだ。


 次にBattle-Majin Diablo。今のMajin King Godwinがこの種だ。

 二本のepidermisの翼、先端が三形に尖ったtail、青い肌。そしてGiant raceと同等の巨体と発達したBody美を誇る。武術、magic両方に優れた戦闘raceで、素のRankは7。

 Adventurer’s Guildでは炎のMajinと呼ばれ恐れられており、多くの者が【Fire-Attribute Magic】の達人で、同時に炎に対して強いResistanceを持つ。magmaの池で泳いでいたという目撃証言もある。


 Obscene-Majin Succubus……maleの場合はインキュバスと呼称される。Iris Bearheartが変化した種であり、Coup d'étatに失敗したゲラゾーグも一応この種であるらしい。

 epidermisの翼、肌の色等の特徴はディアブロと同-samaだが、体格はHumanと同じ程度で多くの者が均整のとれたproportionをしている。……後、噂だとtailが三形では無くheartの形をしている者が多いとか。


 素のRankは6で、body part Abilityに劣る訳ではないがmagic的な素質の方が優れている。ただ最も特徴的なのは種全体が所持している【Allure】と【Drain Vitality】、そして【Illusory Transformationskillだ。

 これらのskillを使用してSuccubusは男を、インキュバスは女を惑わし、Energyを吸うとされている。


 ただ同性には【Illusory Transformationskillの効果がNullificationであるため、Human社会では寝室を分ける-samaな仲の悪い夫婦はObscene-Majinの格好の標的だとされていた。

 Majin nationでそれをObscene-Majin達に話したら、「いや、普通はまず一人暮らしの独身者を狙わないか?」と言われた。至極もっともである。


 尚、別に【Drain Vitality】をしなくても生存には問題無いそうだ。Obscene-Majin達にとってEnergyとは、酒等の嗜好品のような物であるらしい。


 Beast-Majin Vander。二本のと肌の色以外他の二種のMajin Raceとは共通点が少ない種だ。師Artisannameが似ているのはただの偶然である。


 body partに獣の特徴……若しくは獣の部位そのものを生やしており、同じVander同士でも別種のように見える。

 獣毛やscale、殻で体の半分以上が覆われ、獣の耳やtailfangsclaws等を生やしているだけの個体は地味な方で、腕の半ばから狼や虎の上半身が生えている場合や、lower bodyそのものがGiantな四肢獣や蛇になっている場合もある。


 素のRankは6で、magicよりもbody part Abilityに優れる。性格も獣じみている者が多いようだ。


 Majin Raceは共通して寿命が無く、不慮の事故やDisease、戦いでの死亡等が無い限り何時までも永遠に生き続ける。そのためかrace単位での同族意識が強い傾向にある。

 自分が実際に関わりを持った者については、特に重視する傾向にある。そのため属している集団内の結束は強い。ただそれは同族に限らないため、排他的とは言い難いようだ。


 Majin nationを裏切ったゲラゾーグの場合は、Godwin達よりもBugitas達の方に絆を覚えてしまったのだとconjectureされる。


 Majin Raceの一般人は基本的に存在しない。Majin nationでも腕を磨いて戦う事を是としているため、全てのMajin Raceは戦闘系Jobに就く。しかし、寿命に際限が無い為手慰みの趣味などに凝り、結果一流の職人並の技術を身につける事が少なく無いようだ。


 adventurerとしての適性は、記すまでも無いだろう。


 Majin Raceが就く事が出来るJobには複数の独自のJobが確認されている。その中で最も知られているのが【Demon TamerJobだ。恐らくZantarkFusionしたEvil God (M)Evil God (P)、若しくはその両方が汚染されたManaが凝り固まって出来るmonstersであるDemonを司るか、近い性質を持っていたからだろう。

 このJobのせいでHuman社会ではMajin RaceDemonの上位種と考える者が圧倒的に多い。


 元Human社会の一員としてfollowするなら、Ark DemonGreater Demonはディアブロと似ていなくもないし、羊の頭部を持つLesser DemonVanderと共通点があるといえなくもない。珍しいが、Succubusに似たDemonも存在するので、誤解しても無理はないと思う。


 独自のJobには他にも【獣魔士】や【Majin Swordsman】、【闘魔将】等の数多くのJobが存在する。


 Majin Raceの恋愛観、結婚観は個人による。多くのHumanと同じで特定の男女で夫婦生活を行う者もいれば、childが出来た場合のみ養育を手伝いながら共同生活を行い、childが育ったら別れる男女もいる。childが出来ても共同生活せず、母親になった者が親brothersと一緒にchildを育てる場合もある。


 Majin nationでは婚姻は制度では無く、個人が自由に行う男女交際におけるformの一種であるとしている。つまり、国公認で「好きにしろ」という訳だ。ただあまり無責任な事をしていると、ゲラゾーグのような目に合うそうだ。


 Majin Raceは寿命が無い反動かrace全体でchildが出来にくく、また当人達も無理にchildを作る必要を覚えない事が多いようだ。結果的には多くの者が一人以上のchildを作るが、それまでに長い年月がかかる事も珍しくない。

 しかし、極端な例だが過去には十数以上のchildを儲けたインキュバスが存在したそうなのでやはり個人による差が大きいようだ。


 Majin Racechildの成長に関してもそれは同-samaで、Humanと同じpaceで成長して十五程で大人になる場合もあれば、ElfDark Elfのように十代前半で成長する速さが落ちて大人になるのに二十年から三十年かかる場合、中にはchild-samaな見た目のままappearanceが固定される場合もある。


 そのためMajin nationでは保護者とchild本人が共に「成人した」と認め、役所で試験に合格すれば以後成人として扱われるという、成人の免許制度が採用されている。

 試験である以上毎年不合格者が出るのだが、大体百ageまでには合格するようだ。……審査員がMajin Raceでは無く民であるHumanElfである点から考えると、それなりに厳しい試験らしい。


 Majin Raceでの成人は免許であるため、余程BAKANA事をすると失効、及び剥奪される。

 因みにゲラゾーグはそのBAKANA事を繰り返し、何度目かの成人免許剥奪中にCoup d'étatを画策したようだ。……誰も賛同しない訳だ。


 他raceMajin Race化させる儀式について。Majin Raceの場合HumanElfDwarfだけでは無く同じVidaraceでもmonstersrootsを持たない者(StatusRankが無い者)はMajin Race化させる事が可能という特徴がある。


 最も知られている儀式は……儀式と呼んでいいのか微妙だが、Obscene-Majinとの性交を繰り返す方法である。単に長期間、及び継続的にObscene-Majinと性交を繰り返すと結果的に相手がMajin化するという、時間と過程を無視すれば最も簡単な方法だ。

 Obscene-Majinがその身に宿すManaが性交を通じて相手に伝わり、それが一定量を超えるとMajin化するとconjectureされる。


 必要な時間は……あまり詳細なrecordが残っていないのでaccurateではないが、長くて一年。頻度の方は……敢えて記すまい。Rankの高いObscene-Majin程、短い時間と低い頻度で相手をMajin化させるようだ。

 そんな事が可能なら、Majin Raceが爆発的に増えないとおかしいのではないかと思うかもしれない。しかしそんな長期間継続的に性交を繰り返す相手は、Obscene-Majinにとって当然特別な相手である訳で……爆発的に増える事は無いようだ。


 次にGodwinIris Bearheartに施した、Battle-Majinの『bloodの繭』の儀式。必要な時間こそ七日七晩と短いが、特別なmagic陣と聖杯が必要であり、大量の生贄を用意しなければならない。本来なら難易度が高い儀式だ。

 そのためMajin nationでも滅多に行われなかった。Human社会では儀式の存在そのものが知られていない。


 最後にBeast-Majin Vanderの『獣魔窟』だが、Majin化を望む者が聖別された狭い穴に入り、そこでVanderflesh and bloodのみを食し続けると、出て来る時にはMajin Raceと化しているというblood腥い儀式だ。

 Obscene-Majinの性交と同じ効果を、食事で行っているのだろう。『bloodの繭』以上に実行例が少なく、recordが殆ど無いので細部は不明だ。


 Majin Race化する際どの種になるかは、儀式を行うMajin Raceでは無く受ける非Majin Raceの生まれ……Bodyによって決まる。


 HumanElfDwarfDark Elf等で大体身長が二meter未満の場合は、ほぼObscene-Majinになる。

 Giant race等身長が二meter強の場合はBattle-Majinに。

 そしてBeastmenや、Beastmenの特徴を色濃く受け継いだ者はBeast-Majinになる事が多い。

 

 ただ時折身長三meter"muscle and bones"隆々としたBodyを誇るインキュバスや、逆に背が大人の胸ほどまでしかないBattle-Majin、獣の耳を生やしたSuccubusが儀式の結果誕生したrecordMajin nationには存在する。




Half-Noble Orc


 師Artisanが初めてPseudo- reincarnationを行った結果誕生したraceだ。……そう、monstersでは無く新種の人類である。Jobに就けるのだから、間違いない。


 特徴としては豚に似た耳と短いtailを持つ、Giantな……現時点で三meter程の女児。今の成長paceからconjectureすると、恐らく十age程でHumanの十五age程のappearanceになる、つまり成人すると思われる。

 そのappearanceを見ただけの者は、多くの場合Giant raceBeastmenのハーフだと勘違いするのではないだろうか? 猪系Beast raceという種は存在しないので、後々奇妙さに気がつくかもしれないが。


 生まれつき力が強く、耐久力に優れる。まだ今年六age……Humanに換算すると九ageになる前だというのに、既にRank3のmonstersぐらいなら徒手Air Fistで圧倒できるMuscular Strengthを誇る。

 ただ逆にmagicは苦手なようだ。それがrace全体の特徴なのか、単に彼女のageに対してmagicの習得難易度が高すぎるのかは、不明だ。


 ……同じ年頃の師Artisanと比べるのは、意味が無いので省く。


 まだ一人だけなのでrace全体の調査は不可能だ。maleが存在する事が出来るのかも不明。Noble Orc Empireに師Artisanが進出すると聞いて、Half-Noble Orc大量誕生のchanceかと思ったのだが……。

 師ArtisanHuman社会でadventurer稼業をする際には、是非OrcMinotaur退治の依頼を何度も受けて欲しいところだ。


 その際相手がOrcの場合はOrcハーフ、Minotaurの場合はHalf-Minotaurになるのか分かる事だろう。




Legion


 人類である。異論もあるだろうが……Jobに就く事が出来る、れっきとした人類の一員である。

 appearanceは肉で出来た(muscleが剥き出しになっているのとは違う)人形十数人から数十人分で球体を編んだような……球体の表面に人の手足や頭部そっくりな形状をした肉の突起がcountlessに生えている-samaな、そんな形をしている。


 尤も、それは彼女達にとっては基本形でしか無く、【Size Alteration】や【Form Alterationskillで自由自在に大きさや形を変える事が可能だ。

 body partにはskin、毛髪、bone、内臓、heart……脳すら無く、全て肉で出来ている。


 肉で出来たSlime-samaだが、Slimeであってもコアとなる核が体内には存在する。しかし、それも無い。つまり完全に急所となる部分が無いのだ。その上凄まじいVitalityと、驚異的な再生Abilityを持つ。

 以前は熱と電撃という弱点があったが、resistance skillを獲得する事でそれも無くなったと考えていいだろう。


 そして私にとって最も信じがたいのは、彼女達Legionが誕生した原因が師Artisanでは無いという点だ。

 師ArtisanLegionの元となる『base form of life』と『霊の原形』を創り上げただけで、主にLegionを誕生させたのは『Magic God of Time and ArtsRicklentと『God of Space and CreationZuruwarn、そしてanother worldGod of Origin』である。


 彼等三柱のGodsは、Vidaを超えたのではないだろうか? 何を超えたのかは、あえて記さないが。


 性格というかEmotionalには……難解極まる。Memoryも感覚も共有されているので、師Artisanが頻繁に行う【Out-of-body Experience】によるCloneが異なる人格を持っているのと近いconditionらしいが。


 基本的にはPlutoleadershipを取る事が多いようだが、彼女が人格の中心にいるという訳でもないらしい。実際、彼女の人格が【Long-distance Controlskillで分離している間も、Legion達は残った人格で問題無く行動する事が出来る。

 人格の一人であるEnmaによると、『一人が皆で、皆が一人』というconditionらしい。


 そしてraceである以上増える……子孫を作る事が出来るはずなのだが、それも謎だ。

 Slimeと同-samaに分裂する形で増える可能性が高いように思えるが……実はSlimeBreeding方法には分裂説以外にも卵生説が存在する。

 体内にbody partと同じ色の卵を育て、出産と同時に卵が孵化するので分裂しているように見えるのだという説だ。


 はたしてLegionはどちらなのか……是非知りたい。




 Lucilianoはペンを置くと、深く息を吐いた。

「その為には寿命が足りないか。やはりVampireかな? 私がインキュバスに成った姿が想像できないし……しかし、彼女達の誰かから『親』を選ぶのか。

 やはり、とりあえず師Artisanに【Youth Transformation】してもらう方法で寿命を延ばすか」


 それはin any caseと、LucilianoHalf-Noble OrcLegionについて書かれた紙を横に置き、新しい紙を用意した。

「今の内にBoundary Mountain Range内部のVidaraceに付いて記しておかなければ。師Artisanの事だから、各国にそれまでの文化や生活が大きく変わるようなimpactを、遠慮する事無く与えるだろう。そうなった後以前はどうだったのかを調べるのは大変だろうからね」


 自分はUndead専門の研究者だったはずだが、何故こんなHiroshi物誌モドキを記しているのだろうか?

 そう疑問に思わなくもないLucilianoだったが、悪い気はしなかった。


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